年賀状は何年分取っておく?捨てるタイミングと個人情報を守る処分方法

毎年届く年賀状が、気づけば輪ゴムで束ねたまま引き出しいっぱいにたまっている。捨てたいけれど、送ってくれた人に悪い気がする。個人情報が書かれているのに、そのままゴミに出していいのかもわからない。年賀状の処分は、つい後回しにしがちな片付けのひとつです。

Yahoo!知恵袋にも「年賀状は何年分取っておく?」「亡くなった親の年賀状はどうする?」「年賀状を捨てるのは失礼?」といった相談が毎年のように寄せられています。

年賀状は、住所録の確認に使う直近1〜2年分を残し、それ以外は個人情報に配慮して処分すれば問題ありません。思い出の年賀状だけを厳選して残したり、写真に撮ってデータ化したりする方法もあります。

本記事では、年賀状を何年分保管すべきかの目安、捨てるタイミング、個人情報を守る処分方法、余った年賀はがきや書き損じの活用法、年賀状じまいの考え方まで、知恵袋に寄せられた声を交えて解説します。

この記事を読むと分かること

  • 年賀状は何年分保管する?捨てるタイミングの目安
  • 個人情報を守る年賀状の処分方法4つ
  • 故人宛ての年賀状や思い出の年賀状の扱い方
  • 書き損じ・未使用の年賀はがきを交換する方法と手数料
年賀状は何年分取っておく?捨てるタイミングと個人情報を守る処分方法
目次

年賀状は何年分保管すればいい?

この章のポイント

  • 住所録として直近1〜2年分あれば十分
  • 喪中はがきは翌年の年賀状作成まで保管
  • 思い出の年賀状は厳選して残す

年賀状の保管期間に決まりはありませんが、用途を考えると目安が見えてきます。

年賀状の種類保管期間の目安理由
通常の年賀状1〜2年分翌年の年賀状を出すときの住所確認に使う
喪中はがき翌年の年賀状を出し終えるまで年賀状を出さない相手を確認するため
お年玉くじの当選はがき引き換え期限まで当選番号の発表後、約半年間が引き換え期間
思い出の年賀状期限なし(厳選する)子どもの成長写真や故人からの年賀状など

住所確認用に1〜2年分を残す

年賀状を保管する一番の目的は、翌年の年賀状を出すときに相手の住所を確認することです。引っ越しなどで住所が変わった人を把握するためにも、直近1〜2年分があれば十分でしょう。

住所録をパソコンやスマートフォンのアプリで管理している場合は、住所を入力し終えた時点で年賀状そのものは処分しても困りません。

喪中はがきは翌年まで保管する

喪中はがきは、翌年の年賀状を出すときに「誰に年賀状を送らないか」を確認するために必要です。年賀状の準備が終わるまでは、年賀状とは別にまとめて保管しておきましょう。

知恵袋に寄せられた声

Yahoo!知恵袋には、次のような相談と回答が見られます。

  • 結婚してから20年分の年賀状が段ボール2箱分たまっている
  • 捨てたら差出人に失礼な気がして、毎年増え続けて困っている
  • 亡くなった父宛ての年賀状がたくさん届いたが、どう扱えばいいかわからない

回答では「2年分あれば十分」「写真付きの年賀状だけ残して、あとはシュレッダーにかけている」「感謝の気持ちで読み返してから処分すれば失礼にはならない」という意見が多く見られました。

年賀状を捨てるタイミング

この章のポイント

  • 新しい年賀状が届いたら古い物を処分
  • 年末の大掃除のタイミングもおすすめ
  • お年玉くじの確認後に整理する

年賀状を処分するタイミングを決めておくと、毎年たまり続けるのを防げます。

新しい年賀状が届いた後

新しい年賀状がそろう1月中旬ごろは、古い年賀状を処分するのに適したタイミングです。1月下旬に行われるお年玉くじの抽選結果を確認し、当選はがきを取り分けたら、2年前の年賀状を処分する、というサイクルにすれば管理が楽になります。

年末の大掃除のとき

年末の大掃除で引き出しや棚を整理するついでに、古い年賀状を見直すのもよい方法です。新しい年賀状を書く前に住所録を更新してから、不要になった年賀状を処分すれば、無駄なく片付けられます。

年賀状の処分方法

この章のポイント

  • 個人情報が書かれているので必ず対策を
  • シュレッダーが最も手軽で安全
  • 大量なら溶解処理サービスも

年賀状には、住所・氏名・家族構成・子どもの写真など、さまざまな個人情報が記載されています。そのままゴミに出すと、第三者に悪用されるおそれがあるため、必ず対策をしてから処分しましょう。

処分方法費用の目安特徴
シュレッダー家庭用本体3,000円〜1万円程度手軽で確実、枚数が多いと時間がかかる
個人情報保護スタンプ数百円〜1,000円程度住所・氏名の部分を塗りつぶすだけで済む
水に浸して溶かすほぼ無料インクがにじみ、文字が読めなくなる
溶解処理サービス段ボール1箱1,000円〜3,000円程度大量の年賀状を未開封のまま処理できる

シュレッダーにかける

最も手軽で確実な方法は、シュレッダーで細かく裁断することです。家庭用のシュレッダーでは、はがきを一度に数枚しか入れられない機種もあるため、枚数が多い場合は数日に分けて作業するのがおすすめです。個人情報の保護を重視するなら、縦横に細かく切れる「クロスカット」方式がおすすめです。

個人情報保護スタンプで消す

住所や氏名の部分だけを、個人情報保護スタンプで塗りつぶしてから処分する方法です。ローラータイプなら、はがき1枚につき数秒で作業が終わります。宛名面と、差出人の住所が書かれた部分の両方を忘れずに消しましょう。

溶解処理サービスを利用する

何十年分もの年賀状が大量にある場合は、書類の溶解処理サービスを利用する方法もあります。段ボールに入れて送るだけで、未開封のまま溶解処理してもらえるため、手間をかけずに個人情報を守れます。料金は段ボール1箱あたり1,000円〜3,000円程度が目安です。

感謝の気持ちで手放す

年賀状を捨てることに罪悪感がある場合は、処分する前に一度目を通して、送ってくれた人に心の中で感謝を伝えてから手放しましょう。年賀状は、新年のあいさつという役目を果たした時点で役割を終えています。捨てることが差出人に失礼にあたるわけではありません。

思い出の年賀状や故人宛ての年賀状の扱い方

この章のポイント

  • 思い出の年賀状は厳選してファイルへ
  • 写真に撮ってデータ化する方法も
  • 故人宛ての年賀状は住所録として活用

年賀状の中には、どうしても捨てられない思い出の一枚もあるものです。

思い出の年賀状は厳選して残す

友人の子どもの成長がわかる写真付きの年賀状や、恩師からの手書きのメッセージ、亡くなった祖父母からの年賀状などは、厳選して残しておきましょう。はがき用のファイルやアルバムに収納すれば、場所を取らずに見返せます。

残す枚数に迷う場合は、スマートフォンで写真に撮ってデータとして保存し、実物は手放すという方法もあります。

故人宛ての年賀状は訃報の連絡先として活用する

亡くなった家族宛てに届いた年賀状は、故人の交友関係を知る手がかりになります。故人の死を知らずに年賀状を送ってくれた人には、寒中見舞いで逝去を伝えるのが一般的なマナーです。寒中見舞いは、松の内(1月7日、地域によっては1月15日)が明けてから立春(2月4日ごろ)までに出しましょう。

寒中見舞いを出し終えた後は、住所録として必要な分だけ残し、ほかは個人情報に配慮して処分します。

余った年賀はがきや書き損じの活用法

この章のポイント

  • 書き損じはがきは郵便局で交換できる
  • 交換手数料は1枚6円
  • 未使用のはがきも交換の対象

年賀状の整理をしていると、使わなかった年賀はがきや書き損じたはがきが出てくることがあります。これらは捨てずに郵便局で交換しましょう。

郵便局で切手やはがきに交換する

書き損じたはがきや未使用の年賀はがきは、郵便局の窓口で通常はがきや切手、レターパックなどと交換できます。交換手数料は、はがき1枚につき6円です(日本郵便「書き損じはがき・切手の交換」)。交換の期限は特に定められていないため、何年も前の年賀はがきでも交換できます。

手数料は、持ち込んだはがきの額面から差し引いて精算することも可能です。

寄付で社会貢献に活かす

書き損じはがきは、NPOや国際協力団体などで寄付として受け付けている場合があります。集められたはがきは郵便局で切手に交換され、団体の活動資金として活用されます。

年賀状じまいという選択肢

この章のポイント

  • 年賀状の発行枚数はピーク時の約6分の1
  • 年賀状じまいで毎年の負担を減らせる
  • 伝え方にはマナーがある

年賀状がたまる問題を根本から解決する方法として、「年賀状じまい」を選ぶ人も増えています。

年賀状の発行枚数は減少が続いている

日本郵便の発表によると、2026年用の年賀はがきの当初発行枚数は約7億5,000万枚で、前年から約30%減少しました。ピークだった2004年用の約44億枚と比べると、およそ6分の1にまで減っています。SNSやメッセージアプリの普及に加え、2024年10月の郵便料金値上げで、はがき1枚が85円になったことも影響しているとみられます。

年賀状じまいの伝え方

年賀状じまいをする場合は、最後の年賀状に「本年をもちまして年賀状でのご挨拶を最後といたします」などと一言添えるのが一般的です。「今後ともよろしくお願いいたします」と付け加え、関係を終わらせるわけではないことを伝えると、相手に失礼な印象を与えずに済みます。

年賀状の処分についてよくある質問

年賀状をそのままゴミに出してもいい?

住所や氏名、家族の写真などの個人情報が記載されているため、そのままゴミに出すのは避けましょう。シュレッダーにかけるか、個人情報保護スタンプで塗りつぶしてから処分するのが安全です。

年賀状を捨てるのは失礼?

年賀状は新年のあいさつという役目を果たした時点で役割を終えています。感謝の気持ちを持って手放せば、失礼にあたることはありません。

亡くなった親の年賀状はいつ処分する?

寒中見舞いで逝去を伝え終えた後が目安です。故人の交友関係を把握するために、一周忌ごろまで住所録として保管しておく家庭もあります。

何年も前の年賀はがきでも交換できる?

書き損じや未使用の年賀はがきは、年数に関係なく郵便局で交換できます。手数料は1枚6円で、通常はがきや切手などに交換できます。

年賀状の処分についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 年賀状は住所確認用に直近1〜2年分を残せば十分
  • 喪中はがきは翌年の年賀状を出し終えるまで保管する
  • お年玉くじの確認後や年末の大掃除が処分のタイミング
  • 個人情報が記載されているため、シュレッダーやスタンプで対策してから処分
  • 大量にある場合は溶解処理サービス(1箱1,000円〜3,000円程度)も便利
  • 故人宛ての年賀状は寒中見舞いの送付先として活用する
  • 書き損じや未使用の年賀はがきは郵便局で1枚6円の手数料で交換できる
  • 年賀状じまいで毎年の負担を減らすのも一つの選択肢

年賀状は、ルールを決めて定期的に処分すれば、たまり続けることはありません。思い出の一枚は大切に残しながら、すっきりと管理していきましょう。

今年の年賀状が届いたら、まずは2年前の年賀状を見直すところから始めてみてください。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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