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実家の片付け業者の費用相場|間取り別料金と節約術

2026年4月20日

実家の片付け業者の費用相場|間取り別料金と節約術

遠方に暮らす親の家をどう片付けるか、頭を悩ませていませんか。家財の量が多く自分たちだけでは手に負えない、仕事の合間を縫って何度も通うのは難しい、そんな悩みから業者への依頼を考える方が増えています。ただ気になるのは費用です。見積もりが数万円から数十万円まで大きく開くため、適正価格が分かりにくいという声もよく聞かれます。この記事では最新の費用相場と料金を抑える具体的なコツを分かりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 実家の片付け業者の費用相場(間取り別1K〜4LDK以上)
  • 料金に含まれる作業内容と追加費用が発生する条件
  • 費用を抑えるための具体的な5つのコツ
  • 自治体の補助金や買取サービスの活用ポイント
  • 信頼できる業者の選び方と注意点

実家の片付け業者の費用相場

実家の片付け業者の費用相場

間取り別の料金目安

実家の片付けを業者に依頼した場合の費用は、間取りによって大きく変わります。結論から言えば、1K・1Rなら3万〜8万円、1LDKで7万〜20万円、2LDKで15万〜33万円、3LDKで17万〜50万円、4LDK以上で22万〜65万円が一般的な相場です。料金に幅があるのは、家財量や作業人数、処分品の種類で変動するためです。例えば3LDKの戸建てで押し入れや物置まで荷物が詰まっているケースでは、作業員4〜6名が1〜2日かけて搬出するため、総額が40万円を超えることも珍しくありません。一方、事前に本人たちである程度仕分けを済ませていれば、同じ3LDKでも20万円前後で収まる事例もあります。総務省の調査では遺品整理を含む家財整理の見積もりは10万〜40万円の価格帯に集中しているとされ、これが一つの目安になります(参考:総務省「消費者アンケート調査」より抜粋/各業者公表の料金表に基づく)。まずは自分の実家がどの間取り区分に入るかを把握するところが第一歩です。

料金に含まれる作業内容

業者の見積もり金額には、基本的に仕分け・梱包・搬出・積み込み・運搬・処分までの一連の作業が含まれています。ただし業者によって範囲が異なるため、何が料金内で何が別途請求になるのかを必ず確認しておきましょう。標準的な内訳としては、人件費(作業員1人あたり1日1.5万〜2.5万円)、車両費(2tトラック1台2万〜4万円)、処分費(家財1tあたり1万〜3万円)、諸経費(出張費・階段料金など)で構成されます。たとえば2LDKで作業員3名・2tトラック1台・処分量2tの場合、人件費6万円、車両費3万円、処分費5万円、諸経費1万円で合計15万円前後というのが典型的な構成です。なお、エアコンや大型家電の取り外し、遺品の供養、ハウスクリーニングはオプション料金となるケースが多く、それぞれ5千〜3万円程度が別途加算されます。見積書を受け取ったら必ず明細を確認し、不明瞭な項目があれば納得できるまで質問することが費用トラブルを防ぐ鉄則です。

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追加費用が発生するケース

基本料金に含まれない追加費用が発生するケースは意外と多くあります。代表的なのは、エレベーターがない建物での階段搬出(1階層あたり3,000〜5,000円増)、駐車スペースがなく離れた場所からの運搬(距離料金として5,000〜1万円)、土日祝日や夜間作業(15〜30%の割増)、仏壇や神棚の供養(1件1万〜3万円)、家電リサイクル法対象品の処分(エアコン990円、冷蔵庫3,740円〜、洗濯機2,530円〜※家電リサイクル券センター公表料金)などです。とくに見落としがちなのが、畳や襖の処分、ピアノや金庫といった特殊品で、1点あたり2万〜5万円が上乗せされることがあります。ゴミ屋敷化している場合は害虫駆除や特殊清掃が加わり、5万〜20万円の追加も想定しておくべきです。実家の片付けで想定外の請求を避けるには、訪問見積もりを依頼し、現地で家財量や作業条件を確認してもらった上で書面での総額提示を求めることが欠かせません。事前に把握しておけば予算オーバーを防げます。詳しい関連情報として不用品回収の2トントラック相場と費用の目安も参考になります。

実家片付け業者の費用を抑える方法

実家片付け業者の費用を抑える方法

相見積もりと買取の活用

費用を最も効果的に下げる方法は、3社以上から相見積もりを取ることです。同じ作業内容でも業者によって提示額に10万円以上の開きが出ることがあり、3LDK規模では15万円以上差が付いた事例も報告されています。相見積もりを取る際は、現地訪問見積もりを基本とし、間取り・家財量・作業条件を統一して依頼すると比較がしやすくなります。さらに買取サービスを兼ねている業者を選ぶと費用圧縮に直結します。家電・家具・貴金属・骨董品などをその場で査定してもらい、買取額を作業料金から差し引く方式です。たとえば5年以内の冷蔵庫や洗濯機は1台5,000〜2万円、ブランド食器や未使用の贈答品は合計3万〜10万円の買取が付くこともあり、合計で10万円前後の減額につながるケースもあります。遺品整理士認定協会に加盟する業者なら適正査定が期待でき、安心感も高まります。自分で片付けきれない実家だからこそ、こうしたサービスを組み合わせる発想が節約の鍵です。関連記事として実家のものが多い問題を解決するアプローチも合わせてご覧ください。

自治体の補助金と事前準備

実家が空き家になっている場合は、自治体の補助金制度を活用できることがあります。多くの自治体では空き家バンクへの登録を条件に、残置物撤去やリフォームへの補助を用意しています。たとえば東京都青梅市では空き家バンク登録物件の残置物撤去費用の2分の1、上限50万円を交付する制度があり(出典:青梅市「空家バンク登録物件改修等補助金」)、他にも全国200以上の自治体で類似制度が運用されています。国土交通省の「空き家対策総合支援事業」を活用する自治体も増えているため、まずは実家所在地の役所・空き家対策窓口に問い合わせるのが確実です。補助金に加え、事前に自分たちでできる準備も費用圧縮に有効です。具体的には、貴重品や思い出の品を先に持ち帰る、自治体の粗大ごみ収集で処分できるものは個別に手配する、段ボールや衣類など軽量なものは段階的に捨てておく、といった作業です。こうした下準備で業者の作業時間が半日でも短縮されれば、3万〜5万円の節約につながります。遠方でも可能な範囲から手を付けていく姿勢が費用を抑える近道です。片付け後の清掃まで丁寧に仕上げたい場合は、プロに依頼する選択肢もあります。

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Q&A

実家の片付け業者の費用は誰が支払うべきですか?

原則として家の所有者もしくは相続人が負担します。両親が存命で実家を生前整理する場合は親が支払うケースが多いですが、実務上は子世代が立て替え、後日相続財産から精算することも珍しくありません。兄弟姉妹で分担する場合は事前に金額と範囲を書面で合意しておくとトラブルを防げます。

見積もりと実際の請求額が大きく違うことはありますか?

訪問見積もりを受けた場合は、原則として提示額と実請求額が大きく乖離することはありません。ただし電話やメールのみの概算見積もりは家財量を正確に把握できず、当日になって数万円〜十数万円上乗せされる事例が報告されています。必ず現地確認の上、総額を書面で受け取ってから契約しましょう。

作業時間はどれくらいかかりますか?

間取りと家財量で変わりますが、1K・1Rなら3〜5時間、2LDKで6〜10時間、3LDKで1〜2日、4LDK以上で2〜3日が目安です。ゴミ屋敷化している場合や収納が多い戸建てでは、さらに1〜2日延びることもあります。立ち会いの予定を調整する際の参考にしてください。

悪質業者を避けるにはどうしたらいいですか?

一般廃棄物収集運搬業の許可または提携先を明示している業者、遺品整理士認定協会の認定を受けている業者、訪問見積もりと書面契約に対応する業者を選ぶのが基本です。「無料回収」を強調するトラックや、契約前に高額な手付金を要求する業者は避けた方が無難です。国民生活センターにも毎年トラブル相談が寄せられています。

まとめ

まとめ
  • 実家の片付け業者の費用相場は1Kで3万〜8万円、4LDK以上で22万〜65万円
  • 料金は人件費・車両費・処分費・諸経費で構成される
  • 階段搬出やリサイクル家電などで追加費用が発生することがある
  • 相見積もりを3社以上取ると10万円以上の差が出ることもある
  • 買取サービスの活用や事前の仕分けで費用を圧縮できる
  • 空き家バンク登録で自治体補助金を受けられる場合がある

実家の片付けは精神的にも体力的にも負担の大きい作業ですが、業者選びと事前準備次第で費用は大きく変わります。まずは間取りと家財量を把握し、訪問見積もりを3社から取ることから始めてみてください。補助金や買取の活用も組み合わせれば、相場より2〜3割安く収められる可能性があります。実家じまい全体の流れを知りたい方は実家じまいのやり方と補助金活用法も合わせて確認し、後悔しない形で親の家を整理していきましょう。

  • この記事を書いた人

手放しのススメ筆者

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。 私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。 「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。 一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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