座椅子の捨て方|粗大ごみの費用と解体して出す手順、種類別の注意点

リビングで毎日座っていた座椅子。クッションがへたって腰が痛くなった、リクライニングの金具がきしむようになった、生地が破れて中のウレタンが見えている。和室の暮らしに欠かせない座椅子も、長く使ううちに買い替えの時期がやってきます。いざ捨てる段になると、大きさのわりに軽く、何ごみで出せばよいのか迷う方が少なくありません。

Yahoo!知恵袋にも「座椅子は粗大ごみ?解体すれば燃えるごみ?」「中の金属のフレームはどう外す?」「実家に座椅子が何脚もあって処分に困っている」といった相談が寄せられています。

座椅子は自治体の粗大ごみとして出すのが一般的で、費用は200円〜500円程度が目安です。座椅子の中には、リクライニングの金属フレームとウレタン、布が組み合わされていて、解体すれば素材ごとに家庭ごみで出せる場合もあります。高座椅子や電動の座椅子など、種類によって扱いが変わる物もあります。

本記事では、座椅子の処分方法と費用の目安、解体して出す場合の手順と注意点、高座椅子・電動座椅子・ゲーミング座椅子など種類別の扱い、売れる座椅子の条件、腰に負担の少ない座椅子の選び方、実家の座椅子や座布団を片付けるときの考え方まで、知恵袋に寄せられた声を交えて解説します。

この記事を読むと分かること

  • 座椅子の処分方法5つと費用の目安
  • 解体して可燃ごみ・不燃ごみに分けて出す手順
  • 高座椅子・電動座椅子・ゲーミング座椅子など種類別の扱い
  • 買い替えを考えたいサインと、次の座椅子の選び方
座椅子の捨て方|粗大ごみの費用と解体して出す手順、種類別の注意点
目次

座椅子は何ごみ?

この章のポイント

  • 粗大ごみが一般的
  • 解体すれば家庭ごみで出せる自治体も
  • 金属フレームの有無で区分が変わる

座椅子の区分は、大きさと素材で決まります。住んでいる自治体の分別表で「座椅子」を確認しましょう。

座椅子の種類区分の例費用の目安
一般的なリクライニング座椅子粗大ごみ200円〜500円程度
折りたたみの小型座椅子粗大ごみ、不燃ごみ(指定袋に入る場合)指定袋代〜400円程度
高座椅子(脚付き)粗大ごみ300円〜800円程度
電動リクライニング座椅子粗大ごみ300円〜1,000円程度
ゲーミング座椅子粗大ごみ300円〜800円程度
座布団・クッション可燃ごみ、粗大ごみ(大型)指定袋代のみ

一般的な座椅子は、折りたためば幅50cm×長さ70cm前後になり、指定袋に入らないため、粗大ごみの扱いになる自治体がほとんどです。手数料は200円〜500円程度と、大型家具の中では安い区分に設定されていることが多い品目です。

解体すれば家庭ごみで出せる?

座椅子は、金属のフレームにウレタンを載せ、布で包んで作られています。布とウレタンをはがし、フレームを取り出せば、布とウレタンは可燃ごみ、金属フレームは不燃ごみや金属ごみとして出せる自治体もあります。粗大ごみの品目を解体して家庭ごみに出すことを認めていない自治体もあるため、事前に分別表か清掃事務所で確認してください。

知恵袋に寄せられた相談

Yahoo!知恵袋には、次のような相談が投稿されています。

  • 座椅子を解体して燃えるごみで出そうとしたが、中の金属フレームが外れない
  • 親の家に座椅子が5脚もあり、全部粗大ごみに出すと手数料がかさむ
  • 高座椅子を買いたいが、今の座椅子をどう処分すればよいか分からない

回答では「解体は手間がかかるので粗大ごみのほうが楽」「1脚数百円なのでまとめて粗大ごみに出した」「買い替えなら家具店の引き取りを使えばよい」といった声が目立ちました。

座椅子の処分方法5つと費用の目安

この章のポイント

  • 安く済ませるなら粗大ごみ
  • 解体すれば家庭ごみの自治体も
  • 状態のよい物は売るか譲る

処分方法は5つあります。座椅子の状態と、手間をかけられるかどうかで選びましょう。

処分方法費用の目安向いているケース
自治体の粗大ごみ200円〜1,000円程度手間をかけずに処分したい
解体して家庭ごみ指定袋代のみ解体が認められていて、手間をかけられる
家具店・販売店の引き取り無料〜数千円新しい座椅子を買う
リサイクルショップ・フリマアプリプラスになる場合あり購入から2〜3年以内、人気メーカー
不用品回収業者ほかの家具と合わせて数千円〜実家の片付けでまとめて出す

1. 自治体の粗大ごみに出す

最も手軽で、費用も安く済む方法です。受付センターに申し込み、処理券を購入して貼り、指定日に集積所へ出します。座椅子は軽いので、1人でも運べることがほとんどです。リクライニングを一番倒した状態か、折りたたんだ状態にして、ひもで縛っておくと運びやすくなります。

2. 解体して家庭ごみに出す

解体が認められている自治体では、座椅子をばらして素材ごとに出せます。手数料はかかりませんが、作業には30分〜1時間程度かかり、金属フレームの扱いにも注意が必要です。解体の手順は後で詳しく紹介します。

3. 家具店や販売店に引き取ってもらう

新しい座椅子を買う店で、古い座椅子を引き取ってもらえる場合があります。購入した物と同じ種類・同じ数の家具を対象にしている店が一般的です。ネット通販でも、購入時のオプションとして引き取りを申し込めるショップがあります。

4. リサイクルショップやフリマアプリで売る

購入から2〜3年以内で、生地の破れや汚れが少ない座椅子は、売れることがあります。ニトリや無印良品、座椅子の専門メーカーの人気モデル、電動リクライニングの座椅子などは、中古でも需要があります。座椅子は直接体に触れる家具なので、においや汚れが査定に大きく響きます。

フリマアプリで送る場合は、折りたたんでも大きいため、送料が高くなります。地域の掲示板で、引き取りに来てもらえる方に譲る方法もおすすめです。

5. 不用品回収業者に依頼する

実家の片付けなどで、座椅子やほかの家具をまとめて処分したい場合は、不用品回収業者に依頼する方法があります。座椅子1脚だけでは割高になるため、ほかの家具と一緒に頼むときの選択肢と考えましょう。一般廃棄物収集運搬業の許可の有無と、見積もりの内訳を確認してから依頼してください。

座椅子を解体して出す手順

この章のポイント

  • はさみとカッターで布とウレタンを切る
  • 金属フレームのばねや金具に注意
  • 軍手と保護メガネを着ける

解体して家庭ごみに出す場合は、次の手順で進めます。作業の前に、自治体が解体を認めているかを必ず確認してください。

用意する道具

  • 裁ちばさみか大きめのカッター
  • プライヤー(ペンチ)
  • プラスドライバー
  • 厚手の軍手か作業用手袋
  • 保護メガネ(ばねや金具の跳ね返りを防ぐ)
  • ごみ袋(可燃ごみ用と不燃ごみ用)

解体の手順

最初に、座椅子の裏側を確認します。底面の布がファスナーやマジックテープで留められていれば、開けて中を取り出せます。縫い付けられている場合は、はさみで縫い目に沿って切り開きます。布をはがすと、ウレタンのクッションが出てくるので、フレームから外します。ウレタンが接着されている場合は、カッターで切り離してください。

ウレタンと布を外すと、金属のフレームとリクライニングの金具が残ります。フレームはねじで留められていることがあり、ドライバーで外せば小さく分けられます。リクライニングの金具は、内部にばねが入っていることがあるため、無理に分解せず、そのまま不燃ごみに出しましょう。

素材ごとの出し方

素材区分の例出し方のポイント
布(カバー)可燃ごみ指定袋に入る大きさに切る
ウレタン(クッション)可燃ごみ指定の大きさに切る、かさばる場合は数回に分けて出す
金属フレーム不燃ごみ、金属ごみ指定袋に入る長さか確認、入らなければ粗大ごみ
リクライニングの金具不燃ごみ、金属ごみ分解せずにそのまま出す
樹脂の部品・ねじプラスチックごみ、不燃ごみ素材に応じて分別

金属フレームが長く、指定袋に入らない場合は、結局粗大ごみとして出すことになります。解体の手間を考えると、1脚数百円の粗大ごみに出すほうが楽な場合も少なくありません。

種類別の座椅子の扱い

この章のポイント

  • 高座椅子は脚付きで粗大ごみ
  • 電動座椅子はモーターと電源コードに注意
  • ゲーミング座椅子は大きく重い

座椅子にはさまざまな種類があり、処分の際に気をつけることも変わります。

高座椅子

脚が付いていて座面が高い高座椅子は、立ち座りが楽になるため、高齢の方に人気があります。一般的な座椅子より大きく重いため、粗大ごみの手数料も高めの区分になることがあります。脚がねじで外せる製品は、外しておくと運びやすくなります。

電動リクライニング座椅子

ボタン一つで背もたれや脚の角度を変えられる電動の座椅子は、内部にモーターと電源コードが入っています。粗大ごみとして出せる自治体が一般的ですが、解体して家庭ごみに出すことはできません。購入から年数が浅い物は、中古でも需要があるため、処分の前に買取店で査定を受けてみてください。

ゲーミング座椅子

ゲームやパソコン作業のための座椅子は、背もたれが高く、ひじ掛けが付いていて、一般的な座椅子より大きい製品が多くあります。粗大ごみとして出すのが一般的です。人気メーカーの物は、フリマアプリや買取店で売れることがあります。

買い替えを考えたいサインと次の座椅子の選び方

この章のポイント

  • クッションのへたりは腰痛の原因に
  • リクライニングの不具合はけがのもと
  • 立ち座りが楽な高座椅子も選択肢

座椅子は、毎日長い時間座る家具です。劣化した座椅子を使い続けると、腰や背中に負担がかかります。

買い替えのサイン

  • 座面のクッションがへたって、床のかたさを感じる
  • 背もたれの角度が固定できず、急に倒れる
  • リクライニングの金具がきしむ、動かしにくい
  • 生地が破れて、中のウレタンが見えている
  • 座ったときに腰や背中が痛くなる

座椅子の寿命は、使い方にもよりますが、3年〜5年程度が目安とされています。リクライニングの金具が壊れたまま使うと、背もたれが急に倒れて、けがをするおそれがあります。

次の座椅子の選び方

腰への負担を減らしたい場合は、座面のクッションが厚く、腰を支える形の背もたれが付いた座椅子を選びましょう。立ち座りが大変になってきた方は、座面が高い高座椅子や、ひじ掛け付きの座椅子がおすすめです。リクライニングの段階が多い製品は、テレビを見るとき、食事のとき、休むときと、姿勢に合わせて角度を変えられます。

座椅子をやめてソファや椅子に

年齢とともに床に座るのがつらくなった方は、座椅子をやめて、低めのソファやダイニングチェアの暮らしに切り替える方法もあります。和室に置ける低いソファや、座面が回転する椅子など、和室に合う家具も増えています。

座椅子を長持ちさせる使い方と手入れ

この章のポイント

  • リクライニングは静かに操作する
  • カバーはこまめに洗う
  • ときどき天日に干してウレタンを乾かす

新しい座椅子を長く快適に使うために、日々の手入れのポイントも押さえておきましょう。

リクライニングの操作はゆっくり

リクライニングの金具は、背もたれに体重をかけたまま角度を変えると、金具に大きな力がかかって傷みやすくなります。角度を変えるときは、いったん背もたれから体を起こし、手で背もたれを動かしてから座り直すと、金具が長持ちします。

カバーを洗って清潔に

座椅子は汗や皮脂、食べこぼしで汚れやすい家具です。カバーが外せる製品は、洗濯表示に従ってこまめに洗いましょう。外せない製品は、固く絞った布で拭き、よく乾かしてください。汚れたまま使い続けると、においやカビ、ダニの原因になります。

湿気をためない

座椅子のウレタンは、湿気を吸うとへたりやすくなります。晴れた日には、窓際やベランダの日陰に立てかけて風を通し、中の湿気を飛ばしましょう。直射日光に長く当てると、生地が色あせたり、ウレタンが劣化したりするため、日陰干しがおすすめです。

実家の座椅子や座布団を片付けるとき

この章のポイント

  • 来客用の座椅子や座布団がたまりがち
  • 使う数だけ残して処分
  • 高齢の親には高座椅子への買い替えも

親の家を片付けると、来客用の座椅子や座布団が押し入れから何組も出てくることがあります。

来客用の座椅子や座布団は数を絞る

法事や正月に親戚が集まっていた家では、座椅子や座布団を人数分そろえていたことがあります。今は集まる機会が減った家庭も多く、来客用の家具は使わないまま押し入れを占めていることがあります。家族で相談して、今の暮らしで使う数だけを残し、ほかは処分を検討しましょう。座布団は可燃ごみか粗大ごみとして出せます。

高齢の親の座椅子を見直す

高齢の親が床に座る暮らしを続けている場合は、立ち上がるときにひざや腰に負担がかかっていないか、気にかけてみてください。高座椅子や、ひじ掛けに体重を預けて立ち上がれる座椅子に替えると、転倒の防止にもつながります。

座椅子の処分についてよくある質問

座椅子は燃えるごみで出せる?

座椅子そのものは、粗大ごみとして出すのが一般的です。解体して布やウレタンだけにすれば可燃ごみで出せる自治体もありますが、金属フレームは不燃ごみや金属ごみに分ける必要があります。自治体の分別表で確認してから解体してください。

座椅子の粗大ごみの手数料の目安は?

一般的な座椅子は、200円〜500円程度の手数料に設定している自治体が多い品目です。高座椅子や電動の座椅子は、大きさや重さによって高めの区分になることがあります。正確な料金は、自治体の粗大ごみ手数料一覧で確認してください。

座椅子のカバーだけ替えられる?

座椅子の中には、カバーを外して洗ったり、別売りのカバーに替えたりできる製品があります。カバーの汚れや破れだけが気になる場合は、替えのカバーを探してみましょう。汎用の座椅子カバーも市販されています。

座椅子を2脚以上まとめて出すときは?

粗大ごみは1脚ごとに1点と数えるのが一般的です。何脚もある場合は、点数分の処理券を用意してください。1回に出せる点数に上限を設けている自治体もあるので、申し込みの際に確認しましょう。

座椅子の処分方法についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 座椅子は自治体の粗大ごみとして出すのが一般的で、手数料は200円〜500円程度が目安
  • 解体して布とウレタンを可燃ごみ、金属フレームを不燃ごみに分けて出せる自治体もある
  • 解体する前に、自治体が家庭ごみとして認めているかを確認する
  • リクライニングの金具はばねが入っているため、無理に分解しない
  • 電動座椅子は解体せず、粗大ごみか買取で手放す
  • 人気メーカーで状態のよい座椅子は、売れたり譲れたりする
  • クッションのへたりやリクライニングの不具合は買い替えのサイン
  • 実家の来客用の座椅子や座布団は、今の暮らしで使う数に絞る

座椅子の処分は、粗大ごみに出せば手間も費用もかかりません。解体する場合は、金属フレームとばねに気をつけて、安全に作業しましょう。

買い替えるときは、腰への負担や立ち座りのしやすさも考えて、今の体に合った座椅子を選んでください。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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