物干し竿の捨て方は?粗大ゴミの費用と切って不燃ゴミで出す方法

さびて塗装がはがれてきた物干し竿、引っ越し先に持っていけない長い竿、実家のベランダや庭に何本も立てかけられた古い竿。物干し竿は、3m〜4mもの長さがあるため、「ゴミ袋に入らないけれど、どうやって捨てればいいのか」と迷う方が多い物です。

Yahoo!知恵袋にも「物干し竿は粗大ゴミ?」「切って短くすれば不燃ゴミで出せる?」「竿屋さんに引き取ってもらえる?」といった質問が数多く寄せられています。

物干し竿は、ほとんどの自治体で粗大ゴミとして処分でき、手数料は数百円程度です。自治体が認めていれば、短く切って不燃ゴミや金属ゴミとして出すこともできます。買い替えの際は、購入店の引き取りサービスを利用できる場合もあります。

本記事では、物干し竿は何ゴミか、処分方法と費用、自分で切って捨てる方法と注意点、物干し台やブロックの捨て方、物干し竿の寿命と選び方、実家のベランダや庭を片付けるときのポイントまで、知恵袋に寄せられた声を交えて詳しく解説します。

この記事を読むと分かること

  • 物干し竿は何ゴミ?粗大ゴミの手数料と出し方
  • 切って不燃ゴミで出す方法と、必要な道具・注意点
  • 物干し台・コンクリートの土台・室内物干しの捨て方
  • 物干し竿の寿命と、買い替えるときの選び方
物干し竿の捨て方は?粗大ゴミの費用と切って不燃ゴミで出す方法
目次

物干し竿は何ゴミ?

この章のポイント

  • ほとんどの自治体で粗大ゴミ
  • 短く切れば不燃ゴミ・金属ゴミの自治体も
  • 素材はステンレス・アルミ・スチールが主流

物干し竿は、長さが2m〜4mあり、指定のゴミ袋に入らないため、粗大ゴミとして扱う自治体がほとんどです。

自治体の扱いの例出し方費用の目安
粗大ゴミ申し込みのうえ、処理券を貼って指定日に出す1本200円〜500円程度(数本まとめて1点の自治体も)
不燃ゴミ・金属ゴミ(切断した場合)指定の長さ以下に切り、束ねるか袋に入れて出すゴミ袋代のみ
清掃工場・リサイクルセンターへの持ち込み自分で運んで処分する重さに応じて数百円程度、無料の自治体も
資源(金属)として回収金属製の物として、資源回収の日に出す自治体のルールによる

自治体によっては、「物干し竿は2本まで1点として扱う」「伸縮式は縮めた長さで判断する」といった独自のルールがあります。住んでいる地域のゴミ分別表で「物干し竿」と調べて確認しましょう。

物干し竿の素材

素材特徴処分のポイント
ステンレス巻きスチールスチールのパイプにステンレスの薄板を巻いた物、安価で一般的内側のスチールがさびやすい
オールステンレスさびに強く、丈夫で長持ち金属としての価値がある
アルミ軽くてさびにくい、扱いやすい軽いため運び出しが楽
スチール(ビニール被覆)塗装やビニールで覆った安価な物被覆がはがれるとさびやすい
竹昔ながらの物干し竿可燃ゴミや粗大ゴミ、切れば可燃ゴミの自治体も

知恵袋に寄せられた声

Yahoo!知恵袋には、次のような質問と回答が見られます。

  • 引っ越しで物干し竿を処分したいが、4mもあって車に積めない
  • 金切りのこぎりで切ろうとしたが、ステンレスが硬くてなかなか切れなかった
  • 実家の庭に、さびた物干し竿と重いコンクリートの物干し台が残っている

回答では「粗大ゴミなら数百円なので、切る手間を考えると出したほうが楽」「パイプカッターを使うと簡単に切れる」「コンクリートの土台は自治体で回収しないことが多いので、購入店や業者に相談を」といったアドバイスが目立ちました。

物干し竿の処分方法と費用

この章のポイント

  • 粗大ゴミが最も手軽
  • 買い替えなら購入店の引き取りも
  • 引っ越しのときは早めに手配

物干し竿の処分方法は、次の6つです。

処分方法費用の目安向いているケース
自治体の粗大ゴミ1本200円〜500円程度手間をかけずに処分したい
切断して不燃ゴミ・金属ゴミゴミ袋代のみ自治体が認めている、工具がある
清掃工場への持ち込み無料〜数百円程度車に積める、すぐに処分したい
ホームセンター・購入店の引き取り無料〜500円程度(購入が条件のことが多い)新しい竿に買い替える
金属回収・スクラップ業者無料(量が多ければ買取のことも)ステンレスやアルミの竿が複数ある
不用品回収業者1本500円〜2,000円程度ほかの不用品とまとめて処分したい

自治体の粗大ゴミとして出す

最も手軽なのは、自治体の粗大ゴミとして出す方法です。粗大ゴミ受付センターに申し込み、処理券を竿に貼って、指定日に指定の場所へ出します。伸縮式の竿は、最も短い状態に縮めてから出しましょう。複数本ある場合は、ひもやテープで2〜3か所を束ねると、運びやすく、収集もスムーズです。処理券は、雨で流れたりはがれたりしないよう、見やすい位置にしっかり貼りましょう。

購入店の引き取りサービス

ホームセンターの中には、新しい物干し竿を購入した人を対象に、古い竿を無料や低料金で引き取ってくれる店舗があります。購入した本数と同じ本数まで、といった条件が一般的です。移動販売の竿屋で購入する場合も、古い竿の引き取りを頼めることがあります。

移動販売では、価格を確認しないまま購入して、高額な代金を請求されるトラブルも報告されています。購入や引き取りを頼む前に、必ず金額を確認しましょう。

引っ越しのときの注意点

物干し竿は長いため、引っ越し業者のトラックには積めても、自家用車には積めないことがよくあります。引っ越し先のベランダの幅に合わない場合もあるため、古い竿は処分して、新居で買い直す人も少なくありません。粗大ゴミの収集は、申し込みから1〜2週間かかることがあるため、引っ越しが決まったら早めに手配しましょう。

物干し竿を切って捨てる方法

この章のポイント

  • パイプカッターか金切りのこぎりを使う
  • 自治体の基準の長さ以下に切る
  • 切り口でのけがに注意

自治体が認めている場合は、物干し竿を短く切って、不燃ゴミや金属ゴミとして出すことができます。

切る前に確認すること

自治体によっては、「切断しても、元が粗大ゴミの物は粗大ゴミとして扱う」と定めているところがあります。切って出せるかどうか、切る場合の長さの基準(30cm以下、50cm以下など)を、事前に確認しましょう。

必要な道具

道具特徴価格の目安
パイプカッターパイプをはさんで回すだけで切れる、切り口がきれい1,000円〜3,000円程度
金切りのこぎり金属用ののこぎり、安価だが時間がかかる500円〜1,500円程度
ディスクグラインダー電動工具で素早く切れる、火花と音が出る5,000円〜(扱いに慣れた人向け)

初めての方には、パイプカッターがおすすめです。竿にカッターをセットし、少しずつ締め込みながら回していくと、力を入れなくても切断できます。直径32mm前後までの一般的な物干し竿に対応した製品を選びましょう。

切る手順

手順やることポイント
1. 準備する軍手と保護メガネを着用し、屋外や床を保護した場所で作業する竿を安定した台に置く
2. 印を付ける自治体の基準の長さに合わせて、マジックで印を付ける30cm基準なら、3mの竿で10本になる
3. 切断するパイプカッターや金切りのこぎりで切る中に水がたまっていることがあるため注意
4. 切り口を処理する切り口のバリ(とがった部分)にテープを貼るゴミ袋が破れるのを防ぐ
5. まとめて出すひもで束ねるか、指定のゴミ袋に入れて出す重くなりすぎないよう分ける

切るときの注意点

  • ステンレス巻きの竿は、内側のスチールがさびて、中に水やさびがたまっていることがある。切ると流れ出るため、屋外で作業する
  • 切り口は鋭いため、素手で触らない
  • のこぎりで切る場合は、竿が転がらないよう、万力や足でしっかり固定する
  • 集合住宅では、切断の音が響くため、作業する時間帯に配慮する
  • 竹の竿は、のこぎりで簡単に切れ、可燃ゴミとして出せる自治体が多い

切った後は、床や地面に金属の切りくずが残っていないか確認し、ほうきで集めて不燃ゴミとして出しましょう。

4mの竿を30cm以下に切るには、13回以上の切断が必要です。粗大ゴミの手数料が数百円であることを考えると、切る手間と工具代のほうが高くつく場合もあります。本数が少なければ、粗大ゴミとして出すほうが効率的です。

物干し台や土台の捨て方

この章のポイント

  • 金属製の物干し台は粗大ゴミ
  • コンクリートの土台は収集しない自治体が多い
  • 室内物干しは素材と大きさで分別

物干し竿と一緒に、物干し台やスタンドも処分することがあるでしょう。

種類一般的な分別ポイント
金属製の物干し台(ブロー台・X型など)粗大ゴミ折りたたんで出す
コンクリートの土台(物干しベース)自治体では収集しないことが多い購入店、石材店、不用品回収業者に相談
水を入れるタイプの土台(ブロー台)水を抜いて、プラスチックゴミ・粗大ゴミ水や砂を完全に抜く
室内物干しスタンド粗大ゴミ・不燃ゴミ折りたたみ式はたたんで出す
突っ張り式の物干しポール粗大ゴミ・不燃ゴミ縮めた長さで判断
洗濯ハンガー・ピンチハンガープラスチックゴミ・不燃ゴミ金属のピンチは不燃ゴミ

コンクリートの土台の処分

庭に置く物干し台の土台には、1個20kg〜30kgのコンクリート製の物が使われていることがあります。コンクリートやブロックは、ほとんどの自治体で収集の対象外です。購入したホームセンターや、建材店、石材店、不用品回収業者に引き取りを相談しましょう。自治体によっては、清掃工場やリサイクルセンターへの持ち込みで、少量なら受け付けている場合もあります。

水や砂を入れて重りにするプラスチック製のブロー台は、中身を抜けば軽くなり、プラスチックゴミや粗大ゴミとして処分できます。長年使ったブロー台は、紫外線で劣化して割れやすくなっているため、持ち運ぶときに注意しましょう。

物干し竿の寿命と買い替えの目安

この章のポイント

  • ステンレス巻きは5〜10年が目安
  • さび・曲がり・へこみは交換のサイン
  • オールステンレスやアルミは長持ち

物干し竿は、屋外で雨風や紫外線にさらされるため、少しずつ劣化していきます。

素材寿命の目安劣化のサイン
ステンレス巻きスチール5〜10年程度継ぎ目やキャップ周りのさび、表面のふくらみ
オールステンレス10〜20年程度表面のくすみ、もらいさび
アルミ10〜15年程度白い粉状の腐食、へこみ
スチール(ビニール被覆)3〜5年程度被覆の破れ、赤さび

さびた竿をそのまま使うと、洗濯物にさびが付いたり、竿が曲がって落下したりするおそれがあります。伸縮式の竿は、継ぎ目から水が入って内部がさびやすく、伸び縮みができなくなることもあります。

買い替えるときの選び方

  • ベランダの物干し金具の間隔を測り、金具の外側に左右15cm〜20cmずつ出る長さを選ぶ
  • さびに強さを求めるなら、オールステンレスかアルミを選ぶ
  • 布団など重い物を干すなら、パイプの直径が太く、耐荷重の大きい物を選ぶ
  • 高齢の方や、高い位置の金具に掛ける場合は、軽いアルミ製が扱いやすい
  • 引っ越しの可能性がある場合は、長さを調節できる伸縮式が便利

竿の両端に付いているキャップが外れると、中に雨水や虫が入り、さびや汚れの原因になります。キャップが割れたら、ホームセンターで交換用のキャップを購入して付け替えましょう。

実家のベランダや庭を片付けるときのポイント

この章のポイント

  • 使っていない竿や物干し台が残っていることが多い
  • 台風で飛ばされる危険がある
  • 高齢の親には室内干しや低い物干しを提案

実家の庭やベランダには、家族が多かったころに使っていた物干し竿や物干し台が、今も何本も残っていることがあります。

使われていない竿や、さびて劣化した物干し台は、台風や強風で飛ばされたり倒れたりして、窓ガラスを割る、隣家や通行人に被害を与えるといった事故につながるおそれがあります。実家が空き家になる場合は、屋外に置かれた物干し竿や植木鉢、物置なども、早めに片付けておきましょう。

親が高齢になると、高い位置の物干し金具に重い洗濯物を掛ける動作が、転倒や肩・腰の負担になります。腰の高さで干せる低い物干し台や、室内物干し、衣類乾燥機の導入などを提案して、洗濯の負担を減らす工夫も考えてみてください。

実家の空き家を放置するとどうなる?

物干し竿の処分についてよくある質問

物干し竿は燃えないゴミで出せる?

そのままの長さでは、ほとんどの自治体で粗大ゴミになります。自治体が認めていれば、基準の長さ以下に切って、不燃ゴミや金属ゴミとして出せます。

物干し竿を車で運ぶ方法は?

伸縮式の竿は、最も短く縮めれば、車内に積めることがあります。車からはみ出す場合は、道路交通法の積載制限を超えないよう注意が必要です。積めない場合は、粗大ゴミの戸別収集を利用しましょう。

さびた物干し竿は買い取ってもらえる?

さびた竿や、ステンレス巻きの竿は、買取の対象になりません。オールステンレスやアルミの竿が大量にある場合は、金属回収業者が引き取ってくれることがあります。

マンションのベランダの物干し金具は処分できる?

ベランダの物干し金具は、建物の設備であることがほとんどです。賃貸住宅や分譲マンションの共用部分に取り付けられた金具は、勝手に外したり処分したりせず、管理会社や管理組合に相談しましょう。

竿の中にたまった水はどうすればいい?

両端のキャップを外し、竿を傾けて水を出します。さび混じりの茶色い水が出ることがあるため、屋外の排水できる場所で作業し、服や床が汚れないよう注意しましょう。

物干し竿のさびを落として使い続けられる?

表面に付いた軽いもらいさびは、クリームクレンザーやさび取り剤で落とせることがあります。内側から浮き出たさびや、表面のふくらみがある場合は、内部の腐食が進んでいるため、買い替えを検討しましょう。

物干し竿の処分についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 物干し竿は、ほとんどの自治体で粗大ゴミ(1本200円〜500円程度)
  • 自治体が認めていれば、短く切って不燃ゴミや金属ゴミとして出せる
  • 切るならパイプカッターが簡単、切り口はテープで保護する
  • ステンレス巻きの竿は、中にさびや水がたまっていることがある
  • 買い替えの際は、ホームセンターなどの引き取りサービスを利用できることも
  • コンクリートの土台は自治体で収集しないことが多く、購入店や業者に相談する
  • 物干し竿の寿命は素材によって3〜20年、さびや曲がりは交換のサイン
  • 実家の使っていない竿や物干し台は、強風で飛ばされる前に片付ける

物干し竿は、長さのために処分をためらいがちですが、粗大ゴミとして出せば数百円で手放せます。さびた竿を使い続けず、安全で使いやすい物に買い替えましょう。

実家のベランダや庭の片付けでは、物干し台や植木鉢など、屋外に置かれた物もまとめて見直しておくと安心です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

目次