体重計の捨て方|何ごみで出す?電池の外し方と体組成計のデータの消し方

表示が薄くなった体重計、乗るたびに違う数字が出るようになった体組成計、引っ越しで出てきた昔の針式のヘルスメーター。体重計は毎日使う人もいれば、何年も洗面所の隅に置いたままの人もいる家電です。買い替えのタイミングで古い体重計を捨てる段になって、何ごみで出せばよいのか、中の電池はどうするのか、迷う方が少なくありません。

Yahoo!知恵袋にも「体重計は燃えないごみで出せる?」「スマホと連携していた体重計のデータは消したほうがいい?」「針式の体重計と電子式で捨て方は違う?」といった相談が寄せられています。

体重計は、自治体の不燃ごみや小型家電の回収に出せるのが一般的で、費用はほとんどかかりません。電子式の体重計は電池を外して別に出し、スマートフォンと連携する体組成計は、アプリのデータやユーザー登録を消しておく必要があります。

本記事では、体重計の処分方法と費用の目安、電子式・針式・体組成計など種類別の扱い、電池の外し方、スマホ連携の体組成計のデータの消し方、買い替えを考えたいサイン、キッチンスケールなどほかのはかりの捨て方まで、知恵袋に寄せられた声を交えて解説します。

この記事を読むと分かること

  • 体重計の処分方法5つと費用の目安
  • 電子式・針式・体組成計など種類別の扱いと電池の外し方
  • スマホ連携の体組成計を手放す前に消しておきたいデータ
  • 正しく測れなくなったときの対処法と買い替えの目安
体重計の捨て方|何ごみで出す?電池の外し方と体組成計のデータの消し方
目次

体重計は何ごみ?

この章のポイント

  • 不燃ごみか小型家電の回収が一般的
  • 電池は外して別に出す
  • 家電リサイクル法の対象外

体重計の区分は、自治体によって少しずつ違いますが、大きく分けると次のようになります。

種類区分の例費用の目安
電子式の体重計小型家電の回収、不燃ごみ無料〜指定袋代
体組成計(スマホ連携を含む)小型家電の回収、不燃ごみ無料〜指定袋代
針式(アナログ)の体重計不燃ごみ、金属ごみ指定袋代のみ
大型の業務用体重計・身長計付き粗大ごみ300円〜1,000円程度
キッチンスケール小型家電の回収、不燃ごみ無料〜指定袋代

家電リサイクル法の対象は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目で、体重計は対象外です。電子式の体重計や体組成計は、小型家電リサイクル法の対象品目に含まれ、自治体の小型家電の回収に出せます。

回収ボックスに入るかどうか

小型家電の回収ボックスの投入口は、30cm×15cm程度が一般的です。家庭用の体重計は、幅30cm前後、厚さ2〜3cm程度の物が多く、薄型の製品なら投入口に入ることがあります。入らない場合は、不燃ごみか、清掃事務所などの拠点での回収を利用しましょう。

知恵袋に寄せられた相談

Yahoo!知恵袋には、次のような相談が投稿されています。

  • 電池を替えても表示が出なくなった体重計を捨てたいが、何ごみか分からない
  • スマホのアプリと連携していた体組成計を売りたいが、データが残っていないか心配
  • 実家に昔の針式の体重計が2台もあって、どちらも正しく測れない

回答では「電池を外して不燃ごみで出した」「アプリから機器の登録を解除して初期化した」「針式は金属が多いので不燃ごみに出す」といった声が目立ちました。

体重計の処分方法5つと費用の目安

この章のポイント

  • 費用ゼロなら回収ボックスか不燃ごみ
  • 買い替えなら量販店の引き取り
  • 新しい体組成計は売れることも

処分方法は5つあります。体重計の種類と状態で選びましょう。

処分方法費用の目安向いているケース
小型家電の回収ボックス無料薄型で投入口に入る
自治体の不燃ごみ指定袋代のみ回収ボックスが近くにない、針式の体重計
家電量販店の引き取り無料〜数百円買い替えのついでに手放したい
認定事業者の宅配回収無料〜2,000円程度ほかの小型家電もまとめて出す
リサイクルショップ・フリマアプリプラスになる場合あり購入から1〜2年以内の体組成計

1. 小型家電の回収ボックスに入れる

市役所や公民館、家電量販店などに置かれた回収ボックスは、無料で利用できます。電池を外してから入れてください。一度入れた物は取り出せないため、スマホ連携の体組成計はデータを消してから入れましょう。

2. 自治体の不燃ごみに出す

回収ボックスに入らない物や、針式の体重計は、不燃ごみとして出すのが一般的です。ガラスの天板が付いた体重計は、割れないよう新聞紙で包み、「キケン」「ガラス」と書いて出しましょう。

3. 家電量販店に引き取ってもらう

新しい体重計を買う店で、古い製品を引き取ってもらえる場合があります。小型家電の回収を行う量販店では、店頭に回収ボックスを置いていることもあります。条件は店舗ごとに違うため、購入の際に確認してください。

4. 認定事業者の宅配回収を使う

段ボールに詰めて宅配便で送る回収サービスは、ほかの小型家電もまとめて処分したいときに便利です。自治体と協定を結んだ事業者の場合、パソコンを含む箱は回収料金が無料になる例があります。体重計だけを出すより、使わなくなった家電をまとめて送るほうが得になります。

5. リサイクルショップやフリマアプリで売る

タニタやオムロンなどの人気メーカーの体組成計で、購入から1〜2年以内の物は、中古でも売れることがあります。スマホと連携できる上位モデルや、箱と説明書がそろっている物ほど高く評価されます。一般的な電子式の体重計は、新品でも数千円程度で買えるため、中古での値段はつきにくい製品です。

出す前の準備:電池とデータ

この章のポイント

  • ボタン電池や乾電池を外す
  • 電池の端子にテープを貼る
  • スマホ連携の機種はアプリの登録を解除

体重計を手放す前には、電池とデータの扱いを確認しておきましょう。

電池の外し方

電子式の体重計や体組成計は、裏面の電池ぶたを開けると、ボタン電池(コイン形のリチウム電池)や単3・単4の乾電池が入っています。電池ぶたは、ツメを押して開ける物と、小さなねじで留められている物があります。外した電池は、端子部分にセロハンテープやビニールテープを貼ってショートを防ぎ、自治体の電池の回収や、家電量販店などの回収箱に出してください。

ボタン電池は、ショートした際に発熱することがあり、ほかの金属と一緒にごみ袋に入れると危険です。小さな子どもが誤って飲み込む事故も起きているため、外した電池は子どもの手の届かない場所に保管しましょう。電池の捨て方は、別の記事でも詳しく紹介しています。

スマホ連携の体組成計のデータを消す

スマートフォンのアプリと連携する体組成計には、体重や体脂肪率などの記録のほか、ユーザーの年齢、性別、身長などの情報が本体に登録されていることがあります。売ったり譲ったりする前に、次の手順でデータを消しておきましょう。

  • アプリで、機器の登録(ペアリング)を解除する
  • 本体の設定メニューから、登録されたユーザー情報を削除する
  • 取扱説明書に従って、本体を初期化(工場出荷時の状態に戻す)する
  • アプリに残った記録を残したい場合は、エクスポートしておく

初期化の方法は、メーカーや機種によって違います。取扱説明書が手元にない場合は、メーカーのサイトで型番を検索すれば、電子版の説明書を確認できます。

正しく測れなくなったときの対処法

この章のポイント

  • 電池の交換で直ることが多い
  • 床の硬さや傾きで数値がずれる
  • それでも直らなければ買い替えを

「表示が出ない」「数値が毎回違う」という理由で処分を考えている場合は、捨てる前に次の点を確認してみてください。

電池を交換する

電子式の体重計の不具合で一番多いのは、電池の消耗です。表示が薄くなったり、途中で消えたり、エラー表示が出たりする場合は、新しい電池に交換してみましょう。ボタン電池は、型番(CR2032など)を確認して同じ物を選びます。

置く場所を見直す

体重計は、硬くて平らな床の上に置いて使うのが基本です。じゅうたんや畳の上、傾いた床の上では、正しく測れないことがあります。体重計を動かしたあとは、最初の1回の数値がずれることがある製品もあるため、一度乗って降りてから、もう一度測ってみてください。

買い替えを考えたいサイン

  • 電池を交換しても表示が出ない
  • 同じ条件で何度測っても、数値が大きくばらつく
  • ガラスの天板にひびが入っている
  • 針式の体重計で、何も載せていないのに針が0を指さない

体重計の寿命は、使い方にもよりますが、電子式で5年〜10年程度とされています。体組成計の電極部分が汚れていると、体脂肪率などが正しく測れないことがあるため、乾いた布で拭いてから測りましょう。

体組成計で正しく測るためのコツ

この章のポイント

  • 毎日同じ時間・同じ条件で測る
  • 素足で電極にしっかり乗る
  • 食後や入浴後、運動直後は避ける

新しい体組成計に買い替えたあと、数値が安定しないと感じる方は少なくありません。体組成計の仕組みを知っておくと、正しい測り方が分かります。

体組成計の仕組み

家庭用の体組成計は、足の裏から体に微弱な電流を流し、電気の通りやすさから体脂肪率や筋肉量を推定しています。脂肪は電気を通しにくく、筋肉は水分が多いため電気を通しやすい性質を利用した方法です。体の中の水分量によって電気の通りやすさが変わるため、測る時間や条件によって数値が変わります。

同じ条件で測る

体の水分量は、1日の中でも変わります。朝起きてトイレを済ませたあと、朝食をとる前など、毎日同じ時間と条件で測ると、数値の変化を比べやすくなります。食後すぐや入浴後、激しい運動の直後は、水分量が大きく変わっているため、測るのを避けましょう。

素足で正しく乗る

体組成計は、足の裏が電極に触れていないと正しく測れません。靴下やストッキングを脱ぎ、素足で電極の位置に合わせて乗りましょう。足の裏が乾燥しすぎていると電気が通りにくくなるため、乾燥が気になる場合は、足の裏を軽く湿ったタオルで拭いてから乗ると測りやすくなります。

ペースメーカーを使っている方は注意

心臓ペースメーカーなどの医療機器を体内に入れている方は、体組成計の電流が機器に影響を与えるおそれがあるため、体脂肪率などを測る機能を使わないよう、メーカーが注意を呼びかけています。体重だけを測るモードがある製品もあるので、取扱説明書で確認してください。

キッチンスケールなどほかのはかりの捨て方

この章のポイント

  • キッチンスケールは小型家電か不燃ごみ
  • ベビースケールはレンタル品か確認
  • 業務用のはかりは販売店に相談

体重計と一緒に片付けることが多いはかりも、基本的な考え方は同じです。

はかり区分の例注意点
デジタルのキッチンスケール小型家電の回収、不燃ごみ電池を外す
針式のキッチンスケール不燃ごみ、金属ごみ皿がガラスなら割れないよう包む
ベビースケール小型家電の回収、不燃ごみ、粗大ごみレンタル品は返却
吊り下げ式のはかり・荷物用スケール不燃ごみ、金属ごみフックの先端に注意
業務用のはかり粗大ごみ、販売店に相談検定付きの物は販売店に相談

ベビースケール

赤ちゃんの体重を量るベビースケールは、レンタルで借りている家庭も多い製品です。レンタル品は、レンタル会社に返却します。購入した物で、まだ正確に量れる場合は、出産を控えた知人に譲る方法もあります。

実家の体重計を片付けるとき

この章のポイント

  • 古い針式の体重計は正確に量れないことも
  • 高齢の親には見やすく乗りやすい製品を
  • 体重の記録は健康管理に役立つ

親の家を片付けると、洗面所や脱衣所に、何十年も使ってきた針式の体重計が置かれていることがあります。

古い体重計は処分を検討

長年使った針式の体重計は、ばねが伸びて正確に量れなくなっていることがあります。何も載せない状態で針が0を指していない場合や、同じ人が何度乗っても数値が大きく違う場合は、処分して新しい物に替えましょう。

高齢の親に合った体重計を選ぶ

高齢の親に新しい体重計を選ぶ場合は、表示の数字が大きく見やすい製品や、乗るだけで電源が入る製品がおすすめです。乗る面が広く、滑りにくい製品を選ぶと、乗り降りの際に転倒しにくくなります。体重の急な変化は、体調の変化に気づくきっかけにもなります。

体重計の処分についてよくある質問

体重計の電池を入れたまま捨ててもいい?

電池は必ず外してから捨ててください。電池が入ったまま収集されると、収集車や処理施設で押しつぶされて発火する原因になることがあります。外した電池は、端子にテープを貼ってから、自治体の電池の回収や回収箱に出しましょう。

体組成計の記録を新しい機種に引き継げる?

同じメーカーのアプリを使っている場合は、アプリに保存された記録を新しい機種でもそのまま見られることがほとんどです。新しい機種をアプリに登録し、古い機種の登録を解除してから処分しましょう。メーカーが違う場合は、スマートフォンの健康管理アプリに記録を連携しておけば、引き継ぎやすくなります。

ガラスの体重計が割れたときは?

割れたガラスの破片は、厚手の手袋を着けて拾い集め、新聞紙や厚紙で包んで「キケン」「割れたガラス」と書き、不燃ごみに出します。本体は電池を外してから、不燃ごみか小型家電の回収に出してください。

体重計を寄付できる?

体重計の寄付を受け付ける団体は限られています。状態のよい物は、地域の掲示板やフリマアプリで必要な人に譲る方法がおすすめです。

体重計の保証期間内に壊れたら?

購入から1年程度のメーカー保証期間内であれば、無料で修理や交換を受けられることがあります。処分する前に、保証書と購入時のレシートを探して、保証の対象かどうかを確認してください。家電量販店の延長保証に加入している場合も、保証を受けられることがあります。

体重計を処分したあと、体重はどう測ればいい?

体重計を持たない場合は、スポーツジムや公共の体育館、温泉施設の脱衣所などに置かれた体重計を利用する方法があります。健康管理のために体重を続けて記録したい場合は、手頃な価格の電子式の体重計を1台用意しておくと便利です。

体重計の処分方法についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 体重計は家電リサイクル法の対象外で、不燃ごみや小型家電の回収に出すのが一般的
  • 費用は無料〜指定袋代程度で、ほとんどかからない
  • 電子式の体重計は電池を外し、端子にテープを貼ってから電池の回収に出す
  • スマホ連携の体組成計は、アプリの登録を解除し、本体を初期化してから手放す
  • 表示が出ない、数値がずれる場合は、電池の交換や置き場所の見直しで直ることもある
  • ガラスの天板の体重計は、割れないよう包んで「キケン」と書いて出す
  • 人気メーカーの新しい体組成計は、売れることがある
  • 実家の古い針式の体重計は、正確に量れないことがあるため処分を検討する

体重計の処分は、電池を外して区分を確認すれば、手間も費用もかかりません。スマホ連携の機種だけは、データの扱いを忘れずに確認しましょう。

新しい体重計で毎日の記録を続ければ、健康管理にも役立ちます。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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