アイロン・アイロン台の捨て方|何ごみで出す?焦げつきの落とし方と買い替えの目安

ワイシャツのしわ伸ばしに使っていたアイロン。スチームが出なくなった、かけ面が焦げついて服に跡が付くようになった、そもそも形状記憶のシャツに替えてほとんど使わなくなった。アイロンとアイロン台は、使う頻度が減っても、何となく押し入れにしまったままになりがちな道具です。

Yahoo!知恵袋にも「アイロンは燃えないごみで出せる?」「アイロン台は粗大ごみになる?」「スチームアイロンの水は抜いてから捨てる?」といった相談が寄せられています。

アイロンは小型家電リサイクル法の対象品目で、自治体の不燃ごみや小型家電の回収に出せるのが一般的です。アイロン台は大きさで区分が変わり、脚付きの大きなアイロン台は粗大ごみ、小さな卓上タイプは不燃ごみや可燃ごみで出せることがあります。最近は衣類スチーマーに買い替える家庭も増えています。

本記事では、アイロンとアイロン台の処分方法と費用の目安、出す前の準備、売れるアイロンの条件、かけ面の焦げつきの落とし方と買い替えの目安、衣類スチーマーとの違い、実家に残ったアイロンや裁縫道具の片付け方まで、知恵袋に寄せられた声を交えて解説します。

この記事を読むと分かること

  • アイロンの処分方法5つと費用の目安
  • アイロン台・アイロンマットの大きさ別の区分
  • スチームアイロンの水抜きと、コードレスアイロンの扱い
  • 焦げつきの落とし方と、衣類スチーマーへの買い替えの考え方
アイロン・アイロン台の捨て方|何ごみで出す?焦げつきの落とし方と買い替えの目安
目次

アイロン・アイロン台は何ごみ?

この章のポイント

  • アイロンは小型家電の回収か不燃ごみ
  • 脚付きのアイロン台は粗大ごみが一般的
  • アイロンマットは可燃ごみ

アイロンとアイロン台は、素材も大きさも違うため、区分が分かれます。

物区分の例費用の目安
アイロン(コード付き)小型家電の回収、不燃ごみ無料〜指定袋代
コードレスアイロン(スタンド付き)小型家電の回収、不燃ごみ無料〜指定袋代
衣類スチーマー小型家電の回収、不燃ごみ無料〜指定袋代
スタンド式のアイロン台(脚付き)粗大ごみ200円〜500円程度
卓上のアイロン台(脚が短い・脚なし)不燃ごみ、粗大ごみ、可燃ごみ指定袋代〜300円程度
アイロンマット可燃ごみ指定袋代のみ

家電リサイクル法の対象は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目で、アイロンは対象外です。リサイクル料金はかかりません。

アイロン台の区分

立ったまま使えるスタンド式のアイロン台は、長さ1m以上、脚を含めると重さも数kgある物が多く、粗大ごみの扱いになる自治体がほとんどです。床に座って使う卓上のアイロン台は、指定袋に入る大きさであれば不燃ごみで出せる自治体もあります。脚が金属で天板が木やスポンジでできているため、素材ごとに分けて出すよう求める自治体もあります。

知恵袋に寄せられた相談

Yahoo!知恵袋には、次のような相談が投稿されています。

  • 衣類スチーマーを買ったので、古いアイロンとアイロン台を処分したい
  • アイロンのかけ面が焦げついて、白いシャツに黒い跡が付く
  • 実家の押し入れに、古いアイロンが2台とアイロン台が3つもあった

回答では「アイロンは回収ボックスで無料」「アイロン台は粗大ごみで数百円」「焦げつきは冷めてから重曹で落とせる」といった声が目立ちました。

アイロンの処分方法5つと費用の目安

この章のポイント

  • 費用ゼロなら回収ボックスか不燃ごみ
  • 買い替えなら量販店の引き取り
  • 高機能なアイロンは売れることも

処分方法は5つあります。製品の状態と、近くに回収場所があるかどうかで選びましょう。

処分方法費用の目安向いているケース
小型家電の回収ボックス無料近くに回収ボックスがある
自治体の不燃ごみ指定袋代のみ回収ボックスが近くにない
家電量販店の引き取り無料〜数百円買い替えのついでに手放したい
認定事業者の宅配回収無料〜2,000円程度ほかの小型家電もまとめて出す
リサイクルショップ・フリマアプリプラスになる場合あり高機能なアイロン、未使用品

1. 小型家電の回収ボックスに入れる

市役所や公民館、家電量販店などに置かれた回収ボックスは、無料で利用できます。アイロンは回収ボックスの投入口に入りやすい大きさなので、最も手軽な方法です。中の水を抜いて、かけ面が冷えていることを確認してから入れてください。

2. 自治体の不燃ごみに出す

回収ボックスが近くにない場合は、不燃ごみとして出せる自治体が一般的です。電源コードは本体に巻き付けて、ひもや輪ゴムで留めておくと、収集の際に絡まりません。

3. 家電量販店に引き取ってもらう

新しいアイロンや衣類スチーマーを買う店で、古い製品を引き取ってもらえる場合があります。小型家電の回収を行う量販店では、店頭に回収ボックスを置いていることもあります。条件は店舗ごとに違うため、購入の際に確認してください。

4. 認定事業者の宅配回収を使う

段ボールに詰めて宅配便で送る回収サービスは、ほかの小型家電もまとめて処分したいときに便利です。自治体と協定を結んだ事業者の場合、パソコンを含む箱は回収料金が無料になる例があります。

5. リサイクルショップやフリマアプリで売る

パナソニックやティファールの高機能なスチームアイロン、人気の衣類スチーマーは、中古でも需要があります。購入から1〜2年以内で、箱や付属品がそろっている物ほど高く売れます。かけ面の焦げつきや傷は、査定に大きく響きます。

一般的なアイロンは新品でも数千円程度で買えるため、中古での値段はつきにくい製品です。

アイロン台の処分方法

この章のポイント

  • スタンド式は粗大ごみ
  • 解体して素材ごとに出せる自治体も
  • 譲る・別の用途に使う方法も

アイロン台は、アイロンよりも大きく、処分の手間がかかります。

粗大ごみに出す

スタンド式のアイロン台は、脚を折りたたんで粗大ごみとして出すのが一般的です。手数料は200円〜500円程度が目安です。受付センターに申し込み、処理券を購入して貼り、指定日に出します。

解体して出す

解体が認められている自治体では、アイロン台をばらして素材ごとに出せます。天板のカバーとスポンジは可燃ごみ、金属の脚や天板の金属板は不燃ごみか金属ごみとして出すのが一般的です。脚の部分は長いため、指定袋に入らない場合は粗大ごみになります。解体して家庭ごみに出すことを認めていない自治体もあるので、事前に確認してください。

譲る・別の用途に使う

アイロン台は、状態がよければ地域の掲示板で譲れることがあります。卓上のアイロン台は、子どもの勉強用の台や、パソコン作業用のローテーブルとして使っている家庭もあります。カバーが汚れているだけなら、替えのカバーに交換すれば使い続けられます。

出す前の準備

この章のポイント

  • かけ面を十分に冷ます
  • スチームアイロンは水を抜く
  • コードレスはスタンドも一緒に

どの方法で処分する場合も、出す前に次の準備をしておきましょう。

かけ面を冷ます

アイロンは、電源を切ったあとも、しばらくはかけ面が高温のままです。熱いまま袋や回収ボックスに入れると、ほかのごみが溶けたり、焦げたりする原因になります。電源を切ってから30分以上置き、かけ面が完全に冷えたことを確認してから出してください。

スチームアイロンの水を抜く

スチームアイロンは、給水タンクに水が残っていると、収集の際に漏れたり、カビやにおいの原因になったりします。タンクの水を捨て、かけ面を下にして立てかけ、中の水を出し切ってから乾かしましょう。

コードレスアイロンのスタンド

コードレスアイロンは、本体を温めるためのスタンド(台)に電源コードが付いています。スタンドも本体と同じく小型家電の回収や不燃ごみに出せます。本体とスタンドを一緒に出すのを忘れないようにしましょう。

焦げつきの落とし方と買い替えの目安

この章のポイント

  • 焦げつきは冷めてから重曹で落とす
  • スチームが出ないのは水あかが原因のことも
  • コードの傷みは買い替えのサイン

「かけ面が汚れた」「スチームが出ない」という理由で処分を考えている場合は、手入れで直ることがあります。

かけ面の焦げつきを落とす

かけ面に付いた焦げつきは、アイロンの電源を切り、完全に冷めてから手入れします。重曹を少量の水で練ってペースト状にし、柔らかい布に付けてやさしくこすれば、汚れが落ちやすくなります。フッ素加工やセラミック加工のかけ面は、金属たわしや研磨剤でこすれば加工がはがれるため、使わないでください。手入れの方法は、メーカーの取扱説明書に従いましょう。

スチームが出ないとき

スチームが出にくくなった場合は、タンクやスチームの通り道に水あかがたまっていることがあります。セルフクリーニング機能が付いている製品は、取扱説明書に従ってクリーニングを行いましょう。水道水の代わりに、精製水を使うよう推奨している製品もあります。

買い替えを考えたいサイン

  • 電源を入れても温まらない、温度が上がりすぎる
  • 焦げたにおいや煙が出る
  • 電源コードの根元が折れ曲がったまま戻らない、被覆が破れている
  • かけ面の加工がはがれて、服に引っかかる
  • スチームのタンクから水が漏れる

電源コードの傷みは、発熱や発火の原因になります。コードを本体に強く巻き付けて収納した場合、根元が傷みやすくなるため、ゆるく束ねて片付けましょう。

衣類スチーマーへの買い替えを考える

この章のポイント

  • 衣類スチーマーはハンガーに掛けたまま使える
  • アイロン台がいらない
  • ぴしっとした折り目を付けたいならアイロン

アイロンを処分して、衣類スチーマーに替える家庭が増えています。どちらが自分の暮らしに合うか、違いを知っておきましょう。

比べる点アイロン衣類スチーマー
使い方アイロン台の上で服を押さえてかけるハンガーに掛けたまま蒸気を当てる
得意なことワイシャツの襟やズボンの折り目をぴしっと整えるニットやスーツの軽いしわ、においを取る
置き場所アイロン本体とアイロン台が必要本体だけで済み、収納が小さい
準備と片付けアイロン台を出し入れする手間がかかるすぐに使えて、片付けも楽

ワイシャツを毎日着る方や、制服の折り目を付けたい家庭では、アイロンのほうが仕上がりがきれいです。形状記憶のシャツやニットが中心であれば、衣類スチーマーだけで十分という家庭もあります。アイロンとアイロン台を手放せば、押し入れのスペースも空きます。

アイロンがけを楽にして、道具を減らす工夫

この章のポイント

  • しわになりにくい服を選ぶ
  • 洗濯のあとの干し方でしわを減らす
  • クリーニングとの使い分け

アイロンを手放すかどうか迷っている方は、アイロンがけそのものを減らす工夫も考えてみましょう。

しわになりにくい服を選ぶ

形状記憶加工のワイシャツや、ポリエステルを混ぜた生地の服は、洗濯のあとにしわが寄りにくく、アイロンがけの回数を大きく減らせます。新しく服を買うときに、洗濯表示や素材を確認する習慣をつけると、アイロンの出番が少なくなります。

干し方でしわを減らす

洗濯が終わったら、すぐに洗濯機から取り出し、軽く振ってしわを伸ばしてから干しましょう。ワイシャツはハンガーに掛け、襟や前立て、袖口を手でたたいて形を整えておくと、乾いたときのしわが少なくなります。脱水の時間を短くするのも、しわを防ぐのに効果があります。

クリーニングと使い分ける

スーツやワイシャツなど、きちんとした仕上がりが必要な服は、クリーニング店に任せる方法もあります。毎日のアイロンがけの手間と、クリーニング代を比べて、自分に合った方法を選びましょう。アイロンを使う機会が年に数回しかない場合は、アイロンとアイロン台を手放して、衣類スチーマー1台だけにする家庭も増えています。

実家のアイロンや裁縫道具を片付けるとき

この章のポイント

  • 古いアイロンは譲らずに処分
  • 裁縫道具は使える物を選んで残す
  • ミシンは別の記事を参考に

親の家を片付けると、アイロンやアイロン台と一緒に、裁縫箱や布の切れ端、ミシンなどが出てくることがあります。

古いアイロンは処分する

何十年も前のアイロンは、電源コードや内部の部品が劣化しているおそれがあります。見た目がきれいでも、知人や親戚に譲るのは避け、処分するのが安全です。

裁縫道具の片付け

裁縫箱の中の針は、使い終わった物を厚紙に刺すか、空き缶やペットボトルに入れてふたをし、「キケン」「針」と書いて不燃ごみに出します。まち針や縫い針をそのまま袋に入れると、収集の作業員がけがをするおそれがあります。糸やボタン、布の切れ端は、使う人がいれば譲り、使わない物は可燃ごみに出しましょう。ミシンの処分方法は、別の記事で詳しく紹介しています。

アイロンの処分についてよくある質問

アイロンのコードは切ってから捨てるべき?

自分でコードを切る必要はありません。切った部分から銅線が飛び出して、けがをするおそれがあります。自治体の分別表に特別な指示がある場合だけ、それに従ってください。

アイロン台のカバーだけ替えられる?

アイロン台のカバーは、ホームセンターやネット通販で替えのカバーが売られています。アイロン台のサイズと形を測り、合うカバーを選びましょう。カバーを替えるだけで、焦げや汚れが目立たなくなり、使い続けられます。

旅行用の小さなアイロンも同じ扱い?

旅行用やハンディタイプの小さなアイロンも、小型家電の回収や不燃ごみに出せます。海外用の製品は、日本の電圧に対応していないことがあるため、使い続けずに処分を検討してください。

アイロンのスチーム用の水に水道水を使ってもいい?

水道水を使える製品が一般的ですが、水あかがたまりやすくなります。取扱説明書で、水道水を使ってよいか、精製水を推奨しているかを確認しましょう。

アイロンを長持ちさせるコツは?

使い終わったら必ずスチーム用の水を抜き、かけ面が冷めてから立てて保管しましょう。かけ面を下にして置くと、傷や焦げつきの原因になります。コードはゆるく束ね、湿気の少ない場所にしまってください。

アイロン・アイロン台の処分方法についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • アイロンは家電リサイクル法の対象外で、小型家電の回収ボックスなら無料、不燃ごみなら指定袋代のみで出せる
  • スタンド式のアイロン台は粗大ごみが一般的で、手数料は200円〜500円程度が目安
  • 卓上のアイロン台やアイロンマットは、不燃ごみや可燃ごみで出せることもある
  • 出す前にかけ面を十分に冷まし、スチームアイロンはタンクの水を抜く
  • かけ面の焦げつきは、冷めてから重曹のペーストでやさしく落とせる
  • 電源コードの傷みや焦げたにおいは、買い替えのサイン
  • 形状記憶のシャツやニットが中心なら、衣類スチーマーへの買い替えも検討できる
  • 裁縫道具の針は、厚紙に刺すか缶に入れて「キケン」と書いて出す

アイロンとアイロン台の処分は、区分を確認すれば手間も費用もほとんどかかりません。使う頻度が減ったら、衣類スチーマーへの切り替えも含めて、暮らしに合った道具を見直してみましょう。

押し入れのスペースが空けば、ほかの物の収納にも余裕が生まれます。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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