カーテンの処分方法|何ごみで出す?古布回収・粗大ごみの違いと売れる条件

引っ越しや模様替えで、窓のサイズに合わなくなったカーテン。日焼けで色あせ、洗濯したら生地が裂けてしまったカーテン。いざ捨てる段になって、大きな布のかたまりを何ごみで出せばよいのか迷うものです。

Yahoo!知恵袋にも「カーテンは燃えるごみで出せる?」「遮光カーテンも古着回収に出していいの?」「実家のカーテンが日焼けでボロボロになっていた」といった相談が寄せられています。

カーテンはたいていの自治体で可燃ごみか資源ごみ(古布)として出せる品目で、費用をかけずに処分できるのが一般的です。出す前にフックを外し、指定の大きさに切るなど、少しの準備が求められます。カーテンレールやブラインドは素材が違うため、区分も変わります。

本記事では、カーテンの処分方法と費用の目安、古布として出せるカーテンと出せないカーテンの違い、売れるカーテンの条件、カーテンレールやブラインドの捨て方、実家や空き家のカーテンを片付けるときの注意点まで、知恵袋に寄せられた声を交えて解説します。

この記事を読むと分かること

  • カーテンの処分方法6つと費用の目安
  • 可燃ごみ・古布・粗大ごみの分かれ目と、出す前の準備
  • カーテンレール・ブラインド・ロールスクリーンの捨て方
  • 空き家のカーテンは外さないほうがよい理由
カーテンの処分方法|何ごみで出す?古布回収・粗大ごみの違いと売れる条件
目次

カーテンは何ごみ?自治体の区分を確認しよう

この章のポイント

  • 可燃ごみか古布(資源ごみ)が一般的
  • 大きさの基準を超えると粗大ごみ
  • 金属のフックやおもりは外して分別

カーテンの区分は、住んでいる自治体の分別ルールで決まります。全国で大きく3つのパターンに分かれます。

区分出し方の例費用の目安
可燃ごみ指定袋に入る大きさに切るかたたんで出す指定袋代のみ
資源ごみ(古布・古着)洗って乾かし、透明袋に入れて資源の日に出す無料
粗大ごみ指定袋に入らない場合などに申し込んで出す200円〜500円程度

可燃ごみとして出す場合

カーテンは布製品なので、可燃ごみとして扱う自治体が最も一般的です。指定袋に入る大きさであればそのまま出せますが、「50cm角以下に切る」「長さ1m未満にする」など、布製品の大きさに条件を付けている自治体もあります。1枚が大きい掃き出し窓用のカーテンは、たたんでも袋に入りきらないことがあるため、はさみで切り分けて出しましょう。

資源ごみ(古布)として出す場合

古着や古布を資源として回収している自治体では、カーテンも対象に含めている例があります。回収された布は、中古衣料として海外へ輸出されたり、工場で機械を拭くウエスに加工されたりします。古布として出せるのは、洗濯済みで乾いていて、汚れや破れのひどくない物です。雨の日は濡れて再利用できなくなるため、出すのを控えるよう案内している自治体が目立ちます。

古布の回収ではレースカーテンは受け付けるものの、遮光カーテンやゴム引きのカーテン、裏地が樹脂でコーティングされたカーテンは受け付けない、と決めている自治体もあります。分別表の「カーテン」の欄に、古布の対象かどうかが書かれているので確認してください。

粗大ごみになる場合

一部の自治体は、カーテンを切らずに出す場合や、指定袋に入らない場合を粗大ごみとしています。粗大ごみの手数料は200円〜500円程度が目安です。切る手間を省きたい場合や、厚手で重い生地の場合は、粗大ごみで出すほうが楽なこともあります。

知恵袋に寄せられた相談

Yahoo!知恵袋には、次のような相談が投稿されています。

  • 引っ越しで窓のサイズが変わり、まだきれいなカーテンが4枚余った。捨てるのはもったいない
  • 遮光カーテンを古着回収に出そうとしたら、対象外と言われた
  • 実家のカーテンが日焼けで裂けていて、外したらほこりが舞った

回答では「自治体の分別表を見ればすぐ分かる」「きれいならフリマアプリで売れる」「長年掛けっぱなしのカーテンは外すときにマスクをしたほうがよい」といった声が目立ちました。

カーテンの処分方法6つと費用の目安

この章のポイント

  • 費用ゼロなら可燃ごみか古布回収
  • きれいな物は売る・譲る
  • 量が多いなら回収業者もまとめて

処分方法は6つあります。カーテンの状態と枚数で選びましょう。

処分方法費用の目安向いているケース
可燃ごみ指定袋代のみ汚れや破れがある、すぐ処分したい
資源ごみ(古布回収)無料洗濯済みで状態がよい
粗大ごみ200円〜500円程度切りたくない、厚手で重い
店舗の回収・下取り無料〜クーポン付き買い替えのついでに手放したい
フリマアプリ・リサイクルショッププラスになる場合あり未使用、オーダー品、人気ブランド
不用品回収業者ほかの品と合わせて数千円〜引っ越しや実家の片付けでまとめて出す

1. 可燃ごみに出す

最も手軽で、費用もかかりません。フックやおもりを外し、指定袋に入る大きさにたたむか切って、通常の収集日に出します。大量にある場合は、1回の収集で出せる袋の数に上限を設けている自治体もあるため、数回に分けて出すのが無難です。

2. 古布回収に出す

洗濯済みのきれいなカーテンは、古布として資源に回すのがおすすめです。自治体の資源回収のほか、スーパーや衣料品店に設置された古着の回収ボックスを利用できる場合もあります。店舗の回収ボックスは衣類に限るものが一般的なので、カーテンを入れてよいか、表示を確かめてから入れてください。

3. 粗大ごみに出す

粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申し込み、処理券を購入して貼り、指定日に出します。収集日まで1〜2週間かかることもあるため、引っ越しの予定がある方は早めに予約しましょう。

4. 店舗の回収や下取りを利用する

インテリアショップや寝具店の中には、新しいカーテンの購入時に古いカーテンを引き取ったり、下取りとして割引券を配ったりする店があります。実施の有無や時期は店によって違うため、買い替えを考えている方は購入予定の店に問い合わせてみてください。

5. フリマアプリやリサイクルショップで売る

未使用品、オーダーカーテン、有名ブランドのカーテンは、中古でも買い手がつきます。サイズと素材、遮光等級や防炎ラベルの有無を書いておくと、探している人に見つけてもらいやすくなります。窓の幅と丈がぴったり合う人を探す必要があるため、一般的なサイズ(幅100cm×丈135cm・178cm・200cmなど)ほど売れやすい傾向があります。

リサイクルショップは、未使用で袋に入ったままの物でなければ買取価格がつきにくいのが現状です。使用済みのカーテンを売るなら、フリマアプリのほうが向いています。

6. 不用品回収業者に依頼する

カーテンだけを業者に頼むと割高になります。引っ越しや実家の片付けで、家具や家電と一緒に出す場合の選択肢と考えましょう。依頼の際は、一般廃棄物収集運搬業の許可の有無と、見積もりの内訳を確認してください。

カーテンを出す前の準備

この章のポイント

  • フック・おもり・形状記憶の芯を外す
  • ほこりやカビは屋外で払う
  • 古布に出すなら洗って乾かす

どの方法で出す場合でも、事前の準備で手間と失敗を減らせます。

フックとおもりを外す

カーテンのフックは、プラスチック製と金属製(ステンレスなど)があります。プラスチック製はプラスチックごみか可燃ごみ、金属製は不燃ごみか金属ごみとして、カーテン本体とは分けて出すのが基本です。裾にはおもりとして鉛や金属の粒が縫い込まれている製品があり、古布の回収では外すよう求められることがあります。

形状記憶加工のカーテンの中には、ひだを保つために芯材が入っている物もあります。手で触って硬い部分があれば、裏地をほどいて確認してみてください。

ほこりとカビを払う

何年も掛けたままのカーテンは、上部にほこりがたまり、窓側の面には結露によるカビが生えていることがあります。外すときはマスクを着け、ベランダや庭で軽くはたいてから室内に持ち込みましょう。カビの胞子やほこりはアレルギーの原因になります。

古布に出すなら洗濯してから

古布回収は「洗濯済み・乾燥済み」が条件です。カーテンは洗濯表示に従えば、家庭の洗濯機で洗える物が多くあります。フックを外して屏風だたみにし、大きめの洗濯ネットに入れて、弱水流か手洗いコースで洗います。脱水は短めにして、カーテンレールに掛けて干すと、しわが伸びて早く乾きます。

大きなカーテンの切り方

可燃ごみの大きさに合わせて切るときは、裁ちばさみか、布用のロータリーカッターを使うと楽です。厚手の遮光カーテンや裏地付きのカーテンは、一度に切ろうとせず、二つ折りにしてから縦に切り込みを入れ、裂くように分けると力がいりません。

カーテンレール・ブラインド・ロールスクリーンの捨て方

この章のポイント

  • 金属製は不燃ごみか粗大ごみ
  • 長さで粗大ごみになる
  • 取り外しは賃貸なら管理会社に確認

カーテンと一緒に片付けることが多いのが、レールや窓まわりの製品です。素材と長さで区分が変わります。

品目区分の例注意点
カーテンレール(金属)不燃ごみ、金属ごみ、粗大ごみ長さ30cm〜50cm以上で粗大ごみの自治体がある
カーテンレール(樹脂・木製)可燃ごみ、プラスチックごみ、粗大ごみブラケットとねじは分別
アルミブラインド不燃ごみ、粗大ごみ羽根がとがっているので手袋をする
木製ブラインド可燃ごみ、粗大ごみ重いので取り外しは2人で
ロールスクリーン粗大ごみ巻き取り部のばねに注意
突っ張り棒不燃ごみ、粗大ごみばねが入ったまま切らない

カーテンレールは長さが決め手

カーテンレールは、指定袋に入る長さまで切れば不燃ごみで出せる自治体もあります。金属を切るには金ノコが必要で手間がかかるため、長いレールは粗大ごみで出すほうが現実的です。ブラケット(壁に固定する部品)とねじは、レールとは分けて出しましょう。

賃貸住宅では外す前に確認を

賃貸住宅のカーテンレールやブラインドは、物件の設備の場合があります。退去のときに入居者が取り外して捨ててしまうと、原状回復の費用を請求されかねません。自分で取り付けた物かどうか分からない場合は、管理会社や大家に確認してから外してください。

自分で付けたカーテンは、退去時に持ち出すのが原則です。残していく場合は、事前に貸主の了承を得ておきましょう。

処分する前に考えたい「再利用」

この章のポイント

  • 雑巾や掃除用のウエスに
  • 園芸や車の汚れよけに
  • 家族や知人に譲る

使い古したカーテンでも、別の形でもう一度役立てられることがあります。

掃除用のウエスにする

綿や麻のカーテンは、20cm角程度に切れば掃除用のウエスとして使えます。窓のサッシ、換気扇、玄関のたたきなど、汚れがひどく使い捨てにしたい場所の掃除に便利です。ポリエステルのカーテンは吸水性が低いため、油汚れの拭き取り用が向いています。

家の中のほこりよけや目隠しに

季節外の家電や家具にかぶせるほこりよけ、収納棚の目隠し、ベランダでの作業時の敷物などにも使えます。遮光カーテンは光を通しにくいため、物置の窓の日よけに使えば、保管物の日焼けを防げます。

寄付という方法

海外への古着支援を行う団体の中には、カーテンを受け付けている所があります。受け付ける品目や送料の負担は団体ごとに異なるため、各団体のサイトで確認してから送りましょう。動物保護団体が、保護した動物の敷物として布類を募集していることもあります。

実家や空き家のカーテンを片付けるときの注意点

この章のポイント

  • 空き家ではカーテンを残すのも防犯対策
  • 日焼けした古いカーテンは外すと崩れることも
  • 高い窓は無理をせず2人で作業

親の家を片付けるとき、カーテンはつい後回しになりがちです。空き家になる家の場合は、外すタイミングにも気を配りましょう。

空き家のカーテンは最後に外す

人が住んでいない家は、外から見て生活感がないと、空き巣や不法侵入の標的になりやすいといわれます。カーテンを全部外して室内が丸見えになると、家が空いていることを知らせてしまいます。家財を運び出したあとも、売却や解体の直前までは、カーテンを残しておくのがおすすめです。

遮光カーテンを閉めたままにしておくと、畳や床の日焼けを防ぐ効果もあります。家を売る場合は、内覧の前に外すか、新しいものに替えて明るい印象にしておきましょう。

古いカーテンは外す前にほこり対策を

何十年も掛けっぱなしのカーテンは、紫外線で生地がもろくなり、触ると裂けたり、粉のように崩れたりすることがあります。外す前に窓を開けて換気し、マスクと手袋を着けて作業してください。ほこりが落ちても困らないよう、床に新聞紙やシートを敷いておくと後片付けが楽です。

高い窓の作業は無理をしない

吹き抜けや階段の窓など、高い位置のカーテンは脚立に乗っての作業になります。重い遮光カーテンを持ったまま脚立に乗ると、バランスを崩して転落する危険があります。2人で作業し、1人が脚立を押さえる、カーテンをレールから外す役と受け取る役を分ける、といった工夫をしましょう。高齢の親だけで作業させないことも大切です。

新しいカーテンを選ぶときのポイント

この章のポイント

  • 防炎物品の義務がある建物も
  • 洗える素材を選ぶと長持ち
  • 窓の数だけ予備を持たない

処分のあとに新しいカーテンを買う方に向けて、次に後悔しないための選び方を紹介します。

高層マンションは防炎カーテンが必要

消防法では、高さ31mを超える建物(おおむね11階建て以上)や、飲食店・病院・ホテルなどの施設で使うカーテンに、防炎性能を持つ「防炎物品」を使うよう定めています。該当する建物に住んでいる方は、日本防炎協会の「防炎」ラベルが付いた製品を選んでください。

洗濯できる素材を選ぶ

洗濯機で洗えるカーテンは、清潔に保ちやすく、長く使えます。カーテンの買い替えの目安は5年〜10年程度といわれますが、年に1〜2回洗っていれば、色あせや生地の傷みが出るまで使い続けられます。

予備を持ちすぎない

「季節で掛け替えたい」「汚れたときの予備に」とカーテンを何組も持つと、押し入れの場所を取り、結局使わずにしまい込んだままになりがちです。窓の数だけ持ち、傷んだら買い替える、という考え方に切り替えれば、次の処分の負担も軽くなります。

カーテンの処分についてよくある質問

レースカーテンも可燃ごみで出せる?

ポリエステル製のレースカーテンは、厚手のカーテンと同じく可燃ごみか古布として出せる自治体が一般的です。薄くてかさばらないため、たためば指定袋に入りやすい品目です。古布として出す場合は、洗濯して乾かしてから出してください。

カーテンを切らずに出してもいい?

指定袋に入る大きさであれば、切る必要はありません。袋に入らない場合は、切って入れるか、粗大ごみとして出すかを自治体のルールに沿って選びます。古布として出す場合は、切らずにたたんだまま出すよう求められるのが一般的です。

遮光カーテンは古着の回収ボックスに入れてもいい?

回収ボックスは衣類を対象にしていることが多く、カーテンを入れてよいかどうかは設置した事業者や自治体によって異なります。表示に書かれていない場合は、可燃ごみか自治体の古布回収に出すのが確実です。

カーテンのフックは何ごみ?

プラスチック製のフックはプラスチックごみか可燃ごみ、金属製のフックは不燃ごみか金属ごみとして出すのが一般的です。まだ使える状態であれば、100円ショップなどで買い足す手間が省けるので、予備として取っておくのもよいでしょう。

故人の部屋のカーテンを処分してもいい?

カーテンは形見として残す方の少ない品なので、ほかの家族の了解が得られれば処分して構いません。思い出のある柄のカーテンであれば、クッションカバーや小さな袋に作り替えて残す方法もあります。

カーテンの処分方法についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • カーテンは自治体によって可燃ごみ、古布(資源ごみ)、粗大ごみのいずれかになる
  • 可燃ごみなら指定袋代のみ、粗大ごみは200円〜500円程度が目安
  • 出す前にフックとおもりを外し、必要に応じて指定の大きさに切る
  • 古布回収は洗濯済みで乾いた物が対象で、遮光カーテンは対象外の自治体もある
  • 未使用品やオーダー品、人気ブランドはフリマアプリで売れる
  • カーテンレールやブラインドは素材と長さで区分が変わり、賃貸では外す前に確認する
  • 空き家のカーテンは防犯のため、売却や解体の直前まで残すのがおすすめ
  • 高層マンションで新しく買う場合は防炎ラベル付きの製品を選ぶ

カーテンの処分は、自治体のルールを確認すれば費用をかけずに済ませられる片付けです。まだ使える物は売ったり譲ったりして、もう一度役立ててもらいましょう。

実家の片付けでは、カーテンを外す順番にも気を配ると、空き家の防犯にもつながります。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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