学習机の処分方法と費用|粗大ごみの数え方と解体の手順、リメイクして使う方法

子どもが小学校に入るときに買った学習机。中学生、高校生と成長するうちに使わなくなり、社会人になって家を出たあとも、子ども部屋に残ったまま。大きくて重い学習机は、処分のきっかけをつかみにくい家具の代表です。

Yahoo!知恵袋にも「学習机は粗大ごみで何点になる?」「上の棚とワゴンを外せば普通の机として使える?」「思い出があって捨てられない」といった相談が寄せられています。

学習机は自治体の粗大ごみとして出すのが基本で、本体・上棚・ワゴンを別々に数える自治体では、費用が1,000円〜3,000円程度になります。最近の学習机は上棚やワゴンを外して使い方を変えられる製品が多く、処分する前にリメイクして使い続ける方法もあります。

本記事では、学習机の処分方法と費用の目安、粗大ごみでの点数の数え方、解体と運び出しの手順、売れる学習机の条件、リメイクして使い続けるアイデア、思い出の机を手放すときの気持ちの整理まで、知恵袋に寄せられた声を交えて解説します。

この記事を読むと分かること

  • 学習机の処分方法6つと費用の目安
  • 本体・上棚・ワゴン・椅子の数え方と、粗大ごみの申し込みのコツ
  • 自分で解体して運び出す手順と注意点
  • 処分せずにリメイクして使い続けるアイデア
学習机の処分方法と費用|粗大ごみの数え方と解体の手順、リメイクして使う方法
目次

学習机は何ごみ?粗大ごみの数え方

この章のポイント

  • 学習机は粗大ごみが基本
  • 上棚・ワゴン・椅子は別々の点数になることが多い
  • 料金は自治体ごとに大きく違う

学習机の処分でまず確認したいのは、粗大ごみで何点として数えるかです。費用の見積もりに直結します。

部品数え方の例手数料の目安
机本体1点500円〜1,500円程度
上棚(本棚部分)1点(本体と一体なら合わせて1点)300円〜800円程度
袖・キャビネット(固定式)本体と合わせて1点が一般的―
ワゴン(キャスター付きの引き出し)1点300円〜800円程度
学習椅子1点300円〜800円程度
デスクライト不燃ごみ、小型家電回収指定袋代のみ

本体、上棚、ワゴン、椅子をすべて粗大ごみに出すと、4点分の処理券が必要になる自治体があります。合計で1,000円〜3,000円程度になるのが一般的です。申し込みの際に、どの部品をいくつ出すかを伝えると、正確な料金を教えてもらえます。

解体すれば可燃ごみで出せる?

学習机の天板や棚板を、指定の長さ(30cm〜50cm程度)に切れば可燃ごみで出せる自治体もあります。学習机は厚みのある合板や、金属のフレームで作られていることが多く、切断には手間がかかります。粗大ごみの品目を解体して家庭ごみに出すことを認めていない自治体もあるため、事前に確認してください。

知恵袋に寄せられた相談

Yahoo!知恵袋には、次のような相談が投稿されています。

  • 子どもが独立して10年以上たつのに、学習机が子ども部屋に置いたままになっている
  • 2階の子ども部屋から学習机を下ろしたいが、重くて動かせない
  • 上の子が使った学習机を下の子にも使わせたが、2台とも不要になった

回答では「上棚とワゴンを外せばかなり軽くなる」「2階から下ろせないなら回収業者に頼む」「天板だけ残して大人用の机として使っている」といった声が目立ちました。

学習机の処分方法6つと費用の目安

この章のポイント

  • 安く済ませるなら自治体の粗大ごみ
  • 状態のよい机は売るか譲る
  • 運び出せないなら回収業者

処分方法は6つあります。学習机の状態と、運び出せるかどうかで選びましょう。

処分方法費用の目安向いているケース
自治体の粗大ごみ1,000円〜3,000円程度(部品の数による)自分で集積所まで運べる
処理施設への持ち込み重さに応じた手数料車があり、早く片付けたい
家具店の引き取り無料〜5,000円程度新しい家具を買う
リサイクルショップ・買取プラスになる場合あり購入から5年以内、人気メーカー
フリマアプリ・地域の掲示板プラスになる場合あり引き取りに来てもらえる
不用品回収業者5,000円〜15,000円程度運び出せない、ほかの家具もまとめて出す

1. 自治体の粗大ごみに出す

最も費用を抑えられる方法です。受付センターに申し込み、部品の数だけ処理券を購入して貼り、指定日に集積所へ出します。作業員は室内に入らないため、集積所までは自分で運ぶ必要があります。引き出しの中身はすべて出しておきましょう。

春の新学期前の2月〜3月は、学習机の買い替えと引っ越しが重なり、粗大ごみの予約が取りにくくなる時期です。早めに申し込むか、時期をずらして出すと安心です。

2. 処理施設に持ち込む

車がある方は、自治体のクリーンセンターに直接持ち込めます。重さに応じた手数料で、収集を待たずに処分できます。学習机は解体すれば、ワンボックスカーや軽トラックに積める大きさになります。

3. 家具店の引き取りを利用する

新しい家具を買う店で、古い学習机を引き取ってもらえる場合があります。購入した物と同じ種類の家具を対象にしている店が一般的で、学習机からデスクに買い替える場合などに利用できます。料金や条件は店ごとに違うため、購入の際に確認してください。

4. リサイクルショップや買取店に売る

購入から5年以内で傷や落書きが少ない学習机は、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。カリモク、コイズミ、イトーキなどの学習机メーカーの製品や、無垢材を使った机は値段がつきやすい傾向があります。

キャラクターの絵柄が入った机や、10年以上前の製品、天板に傷や落書きがある机は、買取の対象外になることがほとんどです。

5. フリマアプリや地域の掲示板で譲る

学習机は大型家具のため、フリマアプリで送ると送料が高くなります。ジモティーのような地域の掲示板で、引き取りに来てもらえる方に譲ると、送料も処分費もかからずに手放せます。入学前の時期は学習机を探している家庭が多く、譲り先が見つかりやすくなります。

6. 不用品回収業者に依頼する

2階の子ども部屋から運び出せない場合や、ほかの家具と一緒に片付けたい場合は、不用品回収業者に依頼する方法があります。学習机一式で5,000円〜15,000円程度が目安で、解体や階段の運び出しが必要な場合は追加料金がかかります。一般廃棄物収集運搬業の許可の有無と、見積もりの内訳を確認してから依頼してください。

学習机を解体して運び出す手順

この章のポイント

  • 上棚・ワゴン・引き出しを先に外す
  • 本体は天板と脚に分けられる製品が多い
  • 2人以上で作業する

学習机は、上棚やワゴンを外すだけで、ずいぶん軽く、運びやすくなります。

解体の手順

  • 引き出しの中身をすべて出し、引き出しを本体から抜く
  • デスクライトやコンセント、配線を外す
  • 上棚を本体に留めているねじを外し、2人で持ち上げて下ろす
  • ワゴンを本体の下から引き出す
  • 本体は、天板と袖や脚を留めているねじを外して分ける

組み立て説明書が手元にあれば、組み立ての逆の順で外していくと迷いません。説明書がない場合も、メーカーのサイトで型番を検索すれば、説明書のデータが見つかることがあります。

運び出しの注意点

学習机の本体は、袖の引き出し部分に重さが偏っています。持ち上げるときは、重いほうを持つ人が階段の下側に来るようにすれば安定します。壁や床を傷つけないよう、角に毛布やタオルを当てておきましょう。

学習机には、天板の下に電源タップや蛍光灯の配線が付いている製品があります。配線を切らずに、コンセントから抜いてまとめておいてください。古い学習机の蛍光灯は、割れないよう外して、自治体の区分に従って別に出します。

処分せずにリメイクして使い続ける

この章のポイント

  • 天板だけで大人用のデスクに
  • 上棚は本棚やディスプレイ棚に
  • ワゴンはキッチンや洗面所の収納に

最近の学習机は、上棚やワゴンを外して組み替えられる製品が多く、子どもが成長したあとも使い続けられるよう作られています。処分を決める前に、別の使い方ができないか考えてみましょう。

大人用のデスクとして使う

上棚を外して天板だけにすれば、シンプルな大人用のデスクになります。在宅勤務の作業机や、趣味の机として使っている家庭も少なくありません。天板の傷が気になる場合は、デスクマットを敷いたり、リメイクシートを貼ったりすれば、見た目を変えられます。

上棚を本棚やディスプレイ棚に

取り外した上棚は、床に置けば低い本棚として、壁際の台に載せればディスプレイ棚として使えます。転倒を防ぐため、壁に固定してから使ってください。

ワゴンを別の部屋の収納に

キャスター付きのワゴンは、キッチンの調味料置き、洗面所のタオル入れ、リビングの文房具入れなど、家じゅうで使い道があります。移動できるので、掃除のときにも便利です。

思い出の学習机を手放すときの気持ちの整理

この章のポイント

  • 子ども本人に確認してから処分する
  • 写真に残してから手放す
  • 思い出の品は引き出しの中から選んで残す

学習机は、子どもの成長を見守ってきた家具です。親のほうが手放しにくいと感じることもあるでしょう。

子ども本人に確認する

独立した子どもの学習机であっても、処分する前に本人に一声かけておきましょう。机そのものは不要でも、引き出しの中に残したい手紙や作品が入っていることがあります。本人が実家に戻る機会に、一緒に中身を確認するのが理想です。

写真に残してから手放す

机に貼られたシールや、天板に残った落書き、引き出しの中のメモなど、思い出の痕跡を写真に撮ってから手放すと、気持ちの区切りがつけやすくなります。机そのものを残せなくても、写真を見れば、当時の様子を思い出せます。

引き出しの中から残す物を選ぶ

引き出しの中には、通知表や賞状、手紙、作品など、思い出の品がしまわれていることがよくあります。すべてを残すのは難しいため、箱1つ分など、残す量を決めて選びましょう。子どもの作品の整理方法については、別の記事でも詳しく紹介しています。

子ども部屋をまとめて片付ける順番

この章のポイント

  • 本人の物と家族の物を分ける
  • 小さな物から大きな家具へ
  • 空いた部屋の使い道を先に決める

学習机の処分は、子ども部屋全体を片付ける機会にもなります。順番を決めて進めると、何度も同じ場所を行き来せずに済みます。

本人に残す物を選んでもらう

最初に、子ども本人に残したい物を選んでもらいます。遠方に住んでいて実家に来られない場合は、写真を撮って送り、残す物を指定してもらう方法もあります。本人が選んだ物は段ボールにまとめ、本人の家に送るか、実家の押し入れに保管します。

小さな物から片付ける

引き出しの中の文房具、本棚の教科書や参考書、クローゼットの衣類など、小さな物から片付けていきます。教科書や参考書は古紙回収、衣類は古着回収や可燃ごみ、文房具は素材ごとに分別します。小さな物が片付けば、学習机や本棚、ベッドなどの大型家具を動かしやすくなります。

大型家具はまとめて処分の手配をする

学習机、本棚、ベッド、タンスなど大型家具が複数ある場合は、粗大ごみの申し込みをまとめて行うか、不用品回収業者に一度に依頼するのが効率的です。粗大ごみは1回に出せる点数に上限を設けている自治体もあるため、点数を数えてから申し込みましょう。

空いた部屋の使い道を決めておく

片付けたあとの部屋を、趣味の部屋、客間、在宅勤務の仕事部屋、納戸など、何に使うかを先に決めておくと、残す家具と処分する家具を判断しやすくなります。学習机を大人用のデスクとして残すかどうかも、部屋の使い道から考えると決めやすくなります。

新しい机を選ぶときのポイント

この章のポイント

  • 使う人の体格と用途に合わせる
  • 将来の処分のしやすさも考える
  • 組み立て式は解体も簡単

学習机を処分して、新しいデスクに買い替える方に向けて、次に後悔しないための選び方を紹介します。

用途と置き場所から選ぶ

パソコン作業が中心であれば、奥行き60cm以上の天板があると、モニターとキーボードを置いても余裕があります。勉強や読書が中心であれば、手元を照らすライトを置ける幅を確保しましょう。部屋の広さに合わない大きな机を選ぶと、圧迫感が出て、次の処分の負担も大きくなります。

解体しやすい机を選ぶ

ねじで組み立てる机は、引っ越しや処分のときに解体して運べるため、扱いが楽です。脚と天板だけのシンプルな構造の机は、粗大ごみでも1点で済むことが多く、将来の処分費用も抑えられます。

学習机の処分についてよくある質問

学習机を粗大ごみに出すと何点になる?

本体、上棚、ワゴン、椅子をそれぞれ1点と数える自治体が一般的です。上棚が本体と一体になっている机は、合わせて1点になることもあります。申し込みの際に、部品の構成を伝えて確認してください。

学習机の椅子だけを捨てたいときは?

学習椅子は、粗大ごみとして1点で出すのが一般的です。キャスター付きの回転椅子は、指定袋に入らない大きさのため、ほとんどの自治体で粗大ごみの扱いになります。ガス圧で高さを調節する椅子は、ガスシリンダーを分解せずにそのまま出してください。

学習机のデスクライトは何ごみ?

デスクライトは、小型家電の回収ボックスに入る大きさであれば無料で出せます。入らない場合は不燃ごみか粗大ごみになります。蛍光灯や電球は外して、自治体の区分に従って別に出しましょう。

兄弟で使った学習机が2台あるときは?

2台とも不要であれば、粗大ごみや回収業者でまとめて処分できます。1台は状態のよいほうをリメイクして大人用のデスクに、もう1台は処分する、という形で整理する家庭もあります。

学習机を寄付することはできる?

学習机の寄付を受け付ける団体は限られていますが、地域の子ども食堂や学習支援の団体、海外に家具を送る団体が受け付けている場合があります。受け付ける条件や送料の負担は団体ごとに違うため、事前に問い合わせてください。状態のよい机であれば、地域の掲示板で必要な家庭に直接譲るほうが早く見つかることもあります。

学習机の処分方法についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 学習机は自治体の粗大ごみとして出すのが基本で、本体・上棚・ワゴン・椅子を別々に数える自治体が多い
  • 一式を粗大ごみに出すと1,000円〜3,000円程度が目安
  • 人気メーカーで状態のよい机は、買取や地域の掲示板で手放せる
  • 入学前の時期は、学習机を探す家庭が多く譲り先が見つかりやすい
  • 上棚・ワゴン・引き出しを先に外せば、軽くなって運び出しやすい
  • 運び出せない場合は、不用品回収業者に依頼する
  • 天板だけで大人用のデスクにするなど、リメイクして使い続ける方法もある
  • 処分する前に子ども本人に確認し、引き出しの中の思い出の品を選んで残す

学習机の処分は、大きさと思い出の両方が壁になりがちです。部品ごとに分けて考え、使い続ける物と手放す物を決めれば、無理なく片付けられます。

子ども部屋が空けば、趣味の部屋や客間など、家の新しい使い方を考えるきっかけにもなります。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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