ヘルメットの捨て方|何ごみで出す?売れる条件と交換の目安

子どもが成長して小さくなった自転車用のヘルメット、バイクを手放したあとに残ったフルフェイスのヘルメット、仕事や防災用に買った工事用のヘルメット。ヘルメットは家の中で場所を取るうえ、硬いシェルと発泡スチロールでできているため、何ごみで出せばよいのか迷いやすい品です。

Yahoo!知恵袋にも「ヘルメットは燃えるごみ?燃えないごみ?」「バイクのヘルメットは売れる?」「事故で落としたヘルメットは使い続けていい?」といった相談が寄せられています。

ヘルメットは、自治体によって可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみと区分が分かれます。人気メーカーのバイク用ヘルメットは中古でも売れることがありますが、安全のために作られた製品なので、落としたり強い衝撃を受けたりした物は、見た目に傷がなくても使い続けず、処分するのが基本です。

本記事では、ヘルメットの処分方法と費用の目安、自転車用・バイク用・工事用など種類別の扱い、売れるヘルメットの条件と注意点、交換の目安と使い続けてはいけないケース、自転車ヘルメットの着用の努力義務まで、知恵袋に寄せられた声を交えて解説します。

この記事を読むと分かること

  • ヘルメットの処分方法5つと費用の目安
  • 自転車用・バイク用・工事用など種類別の区分と分別
  • 売れるヘルメットの条件と、中古で売るときの注意点
  • 交換の目安と、衝撃を受けたヘルメットを使い続けない理由
ヘルメットの捨て方|何ごみで出す?売れる条件と交換の目安
目次

ヘルメットは何ごみ?

この章のポイント

  • 自治体によって可燃・不燃・粗大ごみに分かれる
  • シェルと内装を分ける必要は基本的にない
  • 迷ったら分別表で「ヘルメット」を検索

ヘルメットは、外側の硬い帽体(シェル)と、内側の衝撃を吸収する発泡スチロール、あごひもやクッションなどの内装でできています。素材の組み合わせのため、自治体によって区分が分かれます。

区分採用している自治体の考え方出し方の例
可燃ごみプラスチック製品として燃やせる指定袋に入れて可燃ごみの日に出す
不燃ごみ硬いプラスチックや金属の部品を含む指定袋に入れて不燃ごみの日に出す
プラスチックごみ(製品プラスチック)プラスチック製品として資源回収するプラスチックの日に出す
粗大ごみ指定袋に入らない大型のヘルメット処理券を貼って指定日に出す

一般的なヘルメットは指定袋に入る大きさなので、可燃ごみか不燃ごみで出せる自治体がほとんどです。フルフェイスのバイク用ヘルメットは大きめですが、45Lの袋なら入ることが一般的です。住んでいる自治体の分別表で「ヘルメット」を確認してください。

シェルと内装は分ける?

たいていの自治体では、ヘルメットを分解せずにそのまま出せます。シールド(風防)や金属の金具が付いている場合に、外して別に出すよう求める自治体もあります。分別表に細かい指示があるときは、それに従いましょう。

知恵袋に寄せられた相談

Yahoo!知恵袋には、次のような相談が投稿されています。

  • 子どもの自転車ヘルメットが小さくなったが、まだきれいなので捨てるのがもったいない
  • バイクを手放したので、高かったヘルメットを売りたい
  • ヘルメットを落としてしまったが、見た目に傷がないので使い続けてよいか迷っている

回答では「子どものヘルメットは下の子や知り合いに譲った」「人気メーカーのヘルメットは買取店で値段がついた」「一度落としたヘルメットは交換したほうがよい」といった声が目立ちました。

ヘルメットの処分方法5つと費用の目安

この章のポイント

  • 費用ゼロなら自治体のごみ
  • 人気メーカーは売れる
  • まだ使える子ども用は譲る

処分方法は5つあります。ヘルメットの種類と状態で選びましょう。

処分方法費用の目安向いているケース
自治体のごみ指定袋代のみ古い、傷がある、衝撃を受けた
バイク用品店・買取店プラスになる場合あり人気メーカーのバイク用、製造から3年以内
フリマアプリプラスになる場合あり人気メーカー、未使用に近い
知人や家族に譲る無料子ども用で状態がよい
販売店の下取り・引き取り無料〜割引新しいヘルメットを買う

1. 自治体のごみに出す

最も手軽で、費用もかかりません。自治体の区分に従って、可燃ごみか不燃ごみの日に出します。指定袋に入れるとき、あごひもが袋の外に出ないよう、ヘルメットの中に押し込んでおきましょう。

2. バイク用品店や買取店に売る

アライ、ショウエイ、OGKカブトなど人気メーカーのバイク用ヘルメットは、中古でも需要があります。製造から3年以内で、傷や汚れが少なく、箱や保証書、ヘルメット袋などの付属品がそろっている物ほど高く売れます。バイク用品の買取を行う店や、バイク用品店の買取サービスを利用しましょう。

3. フリマアプリで売る

自分で値段を決めて売りたい場合は、フリマアプリも選択肢です。ヘルメットは安全に関わる製品なので、製造年月、使用期間、落下や事故の有無を正直に説明文に書くことが大切です。状態を隠して売ると、買い手の安全を脅かすうえ、トラブルの原因になります。

4. 知人や家族に譲る

子どもの自転車用ヘルメットは、成長に合わせて買い替えるため、まだきれいな状態で使わなくなることがよくあります。下の子や知り合いの子どもに譲れば、無駄なく使ってもらえます。譲るときは、落としたことがないか、内側の発泡スチロールにひびがないかを確認してください。

5. 販売店の下取りや引き取りを利用する

バイク用品店では、新しいヘルメットの購入時に古いヘルメットを下取りするキャンペーンを行うことがあります。実施時期や条件は店ごとに違うため、買い替えを考えている方は確認してみてください。

種類別のヘルメットの扱い

この章のポイント

  • 自転車用は子どもの成長で買い替えが多い
  • バイク用は規格と製造年を確認
  • 工事用・防災用は使用期限に注意

ヘルメットは、用途によって作りや交換の目安が違います。

種類処分の例交換・処分の目安
子ども用の自転車ヘルメット可燃・不燃ごみ、譲る頭のサイズが合わなくなったら
大人用の自転車ヘルメット可燃・不燃ごみ、売る購入から3年程度、衝撃を受けたら
バイク用ヘルメット可燃・不燃ごみ、売る購入から3年程度、衝撃を受けたら
工事用・作業用ヘルメット可燃・不燃ごみプラスチック製は3年、FRP製は5年程度
防災用ヘルメット・折りたたみヘルメット可燃・不燃ごみメーカーの表示に従う

自転車用ヘルメット

2023年4月から、道路交通法の改正により、自転車に乗るすべての人にヘルメットの着用が努力義務になりました。子どもだけでなく、大人もヘルメットを持つ家庭が増えています。子ども用のヘルメットは、頭の大きさに合わなくなると、事故のときに脱げたり、衝撃を十分に吸収できなかったりします。あごひもを締めても前後にずれる場合は、買い替えの時期です。

バイク用ヘルメット

バイク用ヘルメットは、乗車用ヘルメットの安全基準を満たした製品を使う必要があります。PSCマークやSGマーク、JIS規格の表示があるかを確認しましょう。主要なメーカーは、使用開始から3年程度での交換を推奨しています。内装のクッションがへたったり、シールドに傷がついて視界が悪くなったりしたら、交換を考えましょう。

工事用・防災用ヘルメット

工事用や作業用のヘルメットは、日本ヘルメット工業会が交換の目安を示しており、帽体がABS樹脂などのプラスチック製は使用開始から3年、FRP製は5年程度とされています。内装のハンモックやあごひもは、1年程度での交換が目安です。防災用に買い置きしているヘルメットも、紫外線や温度変化で劣化するため、定期的に状態を確認しましょう。

衝撃を受けたヘルメットを使い続けない理由

この章のポイント

  • 発泡スチロールがつぶれて衝撃を吸収できなくなる
  • 見た目に傷がなくても内部が傷んでいることがある
  • 一度大きな衝撃を受けたら交換

ヘルメットを落としたり、転倒でぶつけたりしても、外見に傷が見えないと、そのまま使い続けたくなるものです。とはいえ、ヘルメットは一度大きな衝撃を受けると、本来の性能を発揮できなくなることがあります。

衝撃を吸収する仕組み

ヘルメットの内側の発泡スチロールは、つぶれることで頭にかかる衝撃をやわらげる仕組みです。一度つぶれた発泡スチロールは元に戻らないため、同じ場所に再び衝撃を受けたとき、十分に衝撃を吸収できません。外側のシェルに傷がなくても、内側の発泡スチロールがつぶれていたり、ひびが入っていたりすることがあります。

交換したいケース

  • 事故や転倒で頭をぶつけた
  • 1m以上の高さから硬い床に落とした
  • シェルや発泡スチロールにひび、へこみがある
  • あごひもが切れかけている、留め具が壊れている
  • 内装のクッションがへたって、頭にしっかり固定できない

メーカーによっては、事故で破損したヘルメットを割引価格で交換するサービスを用意していることがあります。購入した店やメーカーに問い合わせてみてください。

ヘルメットを長持ちさせる保管と手入れ

この章のポイント

  • 直射日光と高温を避ける
  • 内装は取り外して洗う
  • 落とさない場所に置く

ヘルメットは、保管の仕方で劣化の早さが変わります。

保管場所

直射日光や高温は、シェルや発泡スチロールを劣化させます。バイクのミラーやハンドルに掛けたまま、炎天下に置いておくのは避けましょう。車の中に置きっぱなしにするのも、夏場は高温になるため避けてください。風通しのよい日陰で、落ちない場所に保管します。

内装の手入れ

汗や皮脂で汚れた内装は、においや雑菌の原因になります。取り外せる内装は、取扱説明書に従って中性洗剤で手洗いし、陰干ししましょう。外せない内装は、固く絞った布で拭き、風通しのよい場所で乾かします。シンナーやベンジンでシェルを拭くと、素材が傷むことがあるため使わないでください。

新しいヘルメットの選び方

この章のポイント

  • 安全基準のマークを確認
  • 頭のサイズに合わせて試着
  • 用途に合った種類を選ぶ

処分のあとに新しいヘルメットを買う方に向けて、選び方のポイントを紹介します。

安全基準のマークを確認する

自転車用ヘルメットは、SGマークやJCF(日本自転車競技連盟)の公認、海外のCE規格など、安全基準を満たした製品を選びましょう。バイク用ヘルメットは、PSCマークの付いた製品でなければ販売できないと消費生活用製品安全法で定められています。工事用のヘルメットは、厚生労働省の型式検定に合格した「保護帽」であることを確認してください。

頭のサイズに合わせる

ヘルメットは、頭にぴったり合っていないと、事故のときに十分に頭を守れません。購入前に頭の一番大きい部分の周囲を測り、サイズに合った製品を選びます。可能であれば店頭で試着し、あごひもを締めた状態で、頭を振ってもずれないかを確かめましょう。子ども用は、大きくなってからも使えるようにと大きめを選ぶのは避け、今の頭に合ったサイズを選んでください。

用途に合った種類を選ぶ

通勤や買い物で自転車に乗る大人には、帽子のような見た目の自転車用ヘルメットも販売されています。バイク用は、フルフェイス、ジェット型、半キャップ型などがあり、排気量や乗り方に合わせて選びます。防災用には、折りたたんで収納できるヘルメットが便利です。

実家に残ったヘルメットを片付けるとき

この章のポイント

  • 古い防災用ヘルメットは状態を確認
  • 父親のバイク用ヘルメットは思い出の品にも
  • 使えない物は自治体のごみへ

親の家を片付けると、物置や押し入れから、古いバイク用ヘルメットや防災用のヘルメット、子どもが小さいころに使った自転車用ヘルメットなどが出てくることがあります。

防災用ヘルメットの見直し

防災用に買い置きしたヘルメットが、何十年も前の物ということがあります。古いヘルメットは劣化して、いざというときに役に立たないおそれがあるため、新しい物に替えておきましょう。折りたためる防災用ヘルメットや、防災ずきんなど、置き場所を取らない製品もあります。

思い出のヘルメット

父親が若いころに乗っていたバイクのヘルメットなど、思い出の詰まったヘルメットもあるでしょう。使わなくても、飾っておきたいという方もいます。かぶって使わないのであれば、安全面を気にする必要はないので、家族で相談して残すかどうかを決めてください。古いヘルメットの中には、旧車ファンの間で人気のデザインもあり、買取店で値段がつくことがあります。

ヘルメットの処分についてよくある質問

ヘルメットのシールドは何ごみ?

シールドはポリカーボネートなどのプラスチックでできているため、可燃ごみかプラスチックごみ、不燃ごみとして出すのが一般的です。ヘルメットと一緒に出してよい自治体もあれば、外して別に出すよう求める自治体もあります。

中古のヘルメットを買っても大丈夫?

中古のヘルメットは、過去に落としたり、事故で衝撃を受けたりしていないかが分かりにくい点に注意が必要です。購入する場合は、製造年月と使用歴、落下や事故の有無を確認し、内側の発泡スチロールにひびやへこみがないかを確かめましょう。安全を重視するなら、新品を選ぶのが安心です。

自転車ヘルメットはいつ買い替えればいい?

購入から3年程度が交換の目安とされています。子ども用は、頭のサイズに合わなくなったときが買い替えの時期です。転倒や落下で強い衝撃を受けた場合は、年数にかかわらず交換してください。

名前を書いたヘルメットを捨てるときは?

子どものヘルメットには、名前や学校名が書かれていることがあります。個人情報が気になる場合は、油性ペンで塗りつぶすか、シールをはがしてから出しましょう。

ヘルメットの箱や袋はどう捨てる?

ヘルメットの箱は段ボールとして古紙の回収に、布製のヘルメット袋は可燃ごみに出せます。売る予定がある場合は、箱や袋があると評価が上がるため、捨てずに保管しておきましょう。

子ども用のヘルメットを寄付できる?

子ども用のヘルメットは、安全面の理由から寄付を受け付けていない団体が一般的です。状態のよい物は、下の子や知り合いの子どもに、落としたことがないかを伝えたうえで譲るのが安心です。

ヘルメットの処分方法についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • ヘルメットは自治体によって可燃ごみ、不燃ごみ、プラスチックごみのいずれかになる
  • 一般的なヘルメットは指定袋に入るため、費用はほとんどかからない
  • 人気メーカーのバイク用ヘルメットは、製造から3年以内なら売れることがある
  • 中古で売る場合は、製造年月、使用期間、落下や事故の有無を正直に伝える
  • 子ども用の自転車ヘルメットは、状態がよければ下の子や知人に譲れる
  • 自転車用・バイク用は購入から3年程度、工事用はプラスチック製で3年・FRP製で5年が交換の目安
  • 事故や落下で強い衝撃を受けたヘルメットは、見た目に傷がなくても交換する
  • 2023年4月から、自転車に乗るすべての人にヘルメット着用が努力義務になった

ヘルメットは、頭を守るための大切な道具です。処分の手続きは簡単ですが、使い続けるかどうかの判断は、安全を最優先に考えましょう。

古くなったヘルメットは早めに手放し、新しいヘルメットで安心して出かけてください。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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