メガネの捨て方は?何ゴミかと回収・寄付の方法、故人のメガネの扱い方

度が合わなくなった古いメガネ、フレームが壊れたまま引き出しに眠っているメガネ、亡くなった家族が毎日かけていたメガネ。メガネは小さな物ですが、長く身につけていた分だけ愛着があり、「どうやって捨てればいいのか」「捨ててしまっていいのか」と迷う方が多い物です。

Yahoo!知恵袋にも「メガネは何ゴミ?」「使わなくなったメガネを寄付できる?」「亡くなった父のメガネをどうすればいい?」といった相談が数多く寄せられています。

メガネは、自治体のルールに従って不燃ゴミなどとして処分できます。そのほかにも、メガネ店の回収サービス、海外への寄付、ブランドフレームの買取、レンズを交換しての再利用など、捨てずに活かす方法があります。故人のメガネは、その人らしさを感じられる形見として、大切に残す家族も少なくありません。

本記事では、メガネは何ゴミか、処分方法と費用、メガネ店の回収や寄付の利用方法、買取で値段がつくメガネの特徴、故人のメガネの扱い方、コンタクトレンズや補聴器・入れ歯の処分方法まで、知恵袋に寄せられた声を交えて詳しく解説します。

この記事を読むと分かること

  • メガネは何ゴミ?フレームやレンズの素材による分別の違い
  • メガネ店の回収・寄付・買取など捨てずに手放す方法
  • 故人のメガネを形見として残す方法と供養
  • コンタクトレンズ・補聴器・入れ歯の正しい処分方法
メガネの捨て方は?何ゴミかと回収・寄付の方法、故人のメガネの扱い方
目次

メガネは何ゴミ?

この章のポイント

  • 不燃ゴミとして出せる自治体が多い
  • プラスチック製は可燃ゴミの自治体も
  • 分解せずにそのまま出せる

メガネは、フレームが金属やプラスチック、レンズがプラスチックやガラスと、複数の素材でできています。小さな物のため、分解せずにそのまま出せる自治体がほとんどです。

メガネの種類一般的な分別ポイント
金属フレームのメガネ不燃ゴミ・金属ゴミレンズごとそのまま出せる
プラスチックフレームのメガネ不燃ゴミ(可燃ゴミやプラスチックゴミの自治体も)蝶番に金属が使われている
ガラスレンズのメガネ不燃ゴミ割れないよう紙で包む
サングラス・老眼鏡・花粉用メガネ不燃ゴミ通常のメガネと同じ扱い
メガネケース素材によって可燃ゴミ・不燃ゴミ・プラスチックゴミ金属の芯が入った物は不燃ゴミ
メガネ拭き・クリーナー可燃ゴミスプレー式は中身を使い切る

住んでいる地域のゴミ分別表やアプリで「メガネ」と検索して、分別を確認しましょう。レンズが割れている場合は、破片でけがをしないよう、厚紙や新聞紙で包み、「キケン」と表示してから出します。

知恵袋に寄せられた声

Yahoo!知恵袋には、次のような質問と回答が見られます。

  • 度が合わなくなったメガネが5本もたまっているが、もったいなくて捨てられない
  • 亡くなった母がいつもかけていたメガネを見ると涙が出て、処分できない
  • ブランド物のサングラスは、傷があっても売れるのか知りたい

回答では「メガネ店の回収ボックスに出せば、リサイクルや寄付に活用される」「故人のメガネは形見として残している」「人気ブランドのフレームは、レンズに傷があっても買い取ってもらえる」といった声が目立ちました。

メガネの処分方法

この章のポイント

  • 自治体のゴミなら費用はかからない
  • メガネ店の回収は無料で利用できることが多い
  • 状態のよいフレームは再利用も

メガネの処分方法は、次の6つです。

処分方法費用・収入の目安向いているケース
自治体の不燃ゴミゴミ袋代のみ壊れている、すぐに処分したい
メガネ店の回収・下取り無料(割引券がもらえることも)新しいメガネに買い替える、店舗が近い
寄付送料程度まだ使える、誰かの役に立てたい
ブランド品の買取・フリマアプリ数百円〜数万円の収入人気ブランド、高級素材のフレーム
レンズ交換して再利用レンズ代5,000円〜3万円程度フレームが気に入っている
供養数百円〜数千円程度故人のメガネ、長年愛用したメガネ

メガネ店の回収・下取りサービス

大手のメガネチェーン店をはじめ、ほとんどのメガネ店では、不要になったメガネの回収を行っています。他店で購入したメガネでも受け付けてくれる店舗が多く、回収されたメガネは、素材ごとにリサイクルされたり、発展途上国への寄付に活用されたりします。

新しいメガネを購入する際に、古いメガネを下取りに出すと、購入代金から割引を受けられる店舗もあります。下取りの条件や割引額は、店舗やキャンペーンの時期によって異なるため、購入前に確認しましょう。

レンズを交換して使い続ける

度が合わなくなったものの、フレームに問題がない場合は、レンズだけを交換して使い続けることができます。購入した店舗に限らず、他店で購入したフレームでも、レンズ交換に対応しているメガネ店は多くあります。レンズ代は、薄型や遠近両用などの種類によって、5,000円〜3万円程度が目安です。

フレームの状態によっては、加工中の破損のおそれがあるとして、レンズ交換を断られることがあります。古いプラスチックフレームは劣化して割れやすいため、店舗で状態を確認してもらいましょう。

メガネを寄付する

この章のポイント

  • 発展途上国ではメガネが手に入りにくい人が多い
  • メガネ店や支援団体が回収している
  • 度数を測り直して届けられる

世界には、視力が低いにもかかわらず、経済的な理由などからメガネを手に入れられない人が多くいます。日本で使われなくなったメガネは、こうした人々に届けられ、役立てられています。

寄付の方法は、メガネ店の店頭に設置された回収ボックスに入れる方法と、支援団体に郵送する方法があります。集められたメガネは、洗浄や修理をしたうえで、度数を測定して分類され、現地で視力検査を行って、合う物が配られます。

寄付できるメガネの条件

  • フレームが折れたり、大きくゆがんだりしていない
  • レンズに大きな傷や割れがない
  • 蝶番や鼻パッドが壊れていない(多少の傷みは修理されることも)
  • 老眼鏡やサングラスも、受け付けている団体がある

壊れたメガネは、寄付には向きませんが、メガネ店の回収に出せば、金属やプラスチックの資源としてリサイクルされます。

メガネを買取に出す

この章のポイント

  • 人気ブランドのフレームは値段がつく
  • べっ甲や金・プラチナのフレームは高価
  • 度入りレンズでもフレームに価値があれば売れる

メガネは、度が入っていると売れないと思われがちですが、フレームに価値があれば、買取の対象になります。

メガネの種類買取の可能性ポイント
海外ブランドのサングラス・フレーム高いレイバン、オークリー、トムフォード、クロムハーツなど
国産の高級フレーム比較的高い999.9、金子眼鏡、増永眼鏡など鯖江産のブランド
べっ甲のフレーム高い希少な素材、古い物でも価値がある
金無垢・K18・プラチナのフレーム高い貴金属として、重さで買い取ってもらえる
量販店の低価格メガネ低い値段がつかないことが多い

古いメガネに価値があることも

祖父母や両親の遺品のメガネの中には、べっ甲や金(K18)などの高級素材を使ったフレームが含まれていることがあります。金のフレームには、テンプル(つる)の内側やブリッジの裏に「K18」「18K」「K14」「Pt900」などの刻印があります。刻印のあるメガネは、貴金属の買取店で、レンズを外した重さに応じて買い取ってもらえます。

べっ甲のフレームは、ワシントン条約で原料の国際取引が禁止されているため希少性が高く、状態によっては数万円以上の値段がつくことがあります。古いメガネをまとめて処分する前に、素材と刻印を確認してみましょう。

故人のメガネの扱い方

この章のポイント

  • 形見として残す家族が多い
  • 写真や仏壇のそばに置く
  • 供養して手放す方法もある

メガネは、故人が毎日身につけていた物であり、顔の一部のように感じられる特別な遺品です。遺品整理の際に、どう扱うか悩む方は少なくありません。

形見として残す

故人のメガネは、小さくて場所を取らないため、形見として残しやすい遺品です。遺影や写真のそばに置く、仏壇に供える、メガネケースに入れて思い出の品と一緒に保管するなど、さまざまな残し方があります。家族がフレームを気に入っていれば、レンズを入れ替えて使い続けることもできます。

棺に入れる場合の注意点

葬儀の際に、故人の愛用していたメガネを棺に入れたいと希望する遺族もいます。とはいえ、メガネのレンズや金属のフレームは、火葬の際に溶けて遺骨に付着したり、炉を傷めたりするおそれがあるため、棺に入れることを禁止している火葬場がほとんどです。火葬の後に、骨壺と一緒に納める方法を提案されることもあるため、葬儀社に相談しましょう。

メガネを供養する

長年愛用したメガネや、故人のメガネを、感謝を込めて供養したいと考える方のために、メガネの供養を行っている神社やお寺、メガネ店があります。メガネ業界では、10月1日を「メガネの日」として、供養祭を行う団体や店舗もあります。供養を希望する場合は、近くのメガネ店に、回収や供養を行っているか問い合わせてみましょう。

コンタクトレンズの捨て方

この章のポイント

  • 使用済みレンズは可燃ゴミ
  • 洗面台やトイレに流さない
  • 空ケースは回収している店舗もある

コンタクトレンズを使っている方は、メガネとあわせて、レンズや関連用品の捨て方も確認しておきましょう。

物捨て方ポイント
使用済みのコンタクトレンズ可燃ゴミ(不燃ゴミの自治体も)排水口やトイレに流さない
使い捨てレンズの空ケース(ブリスター)プラスチックゴミ、あるいは店舗の回収へアルミのふたは外して分別
保存液・洗浄液のボトル中身を使い切り、プラスチックゴミキャップも分別する
レンズケースプラスチックゴミ・可燃ゴミ3か月程度で交換が目安
期限切れの未開封レンズ中身を出して可燃ゴミ、容器は分別期限切れのレンズは使わない

使用済みのコンタクトレンズを洗面台やトイレに流すと、下水処理場で分解されず、細かく砕けてマイクロプラスチックとなり、川や海を汚染する原因になります。必ずゴミとして捨てましょう。

使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、ポリプロピレンという単一の素材でできており、リサイクルに適しています。コンタクトレンズの販売店やメガネ店の中には、空ケースの回収ボックスを設置しているところがあります。

補聴器や入れ歯の処分方法

この章のポイント

  • 補聴器は電池を外して不燃ゴミや小型家電
  • 入れ歯は自治体のルールで処分、金属部分は回収も
  • 遺品整理でよく出てくる

遺品整理や親の持ち物の整理では、メガネと一緒に、補聴器や入れ歯などの身につける医療用品も出てきます。

物処分方法ポイント
補聴器電池を外して、不燃ゴミ・小型家電購入した販売店で引き取ってもらえることも
補聴器用の空気電池・ボタン電池電池の回収缶、自治体の有害ゴミシールを貼って絶縁する
入れ歯可燃ゴミ・不燃ゴミ(自治体による)金属が付いた物は不燃ゴミの自治体も
杖・歩行器不燃ゴミ・粗大ゴミ介護用品のリユース団体に寄付できることも
老眼鏡・拡大鏡不燃ゴミ、メガネ店の回収メガネと同じ扱い

補聴器の扱い

補聴器は、使う人の聴力に合わせて調整された医療機器のため、ほかの人がそのまま使うことはできません。購入から年数の浅い物は、販売店で再調整して家族が使える場合もありますが、基本的には処分することになります。中古の買取は、一部の高価な機種に限られます。補聴器を扱う販売店や団体の中には、使わなくなった補聴器を回収し、整備して必要な人に届ける活動を行っているところもあります。

入れ歯のリサイクル

入れ歯の留め金などには、金銀パラジウム合金などの貴金属が使われていることがあります。不要になった入れ歯を回収し、金属を精製して、その収益を福祉団体などに寄付する活動を行っている団体があり、一部の自治体の役所や福祉施設、歯科医院には、回収ボックスが設置されています。故人の入れ歯を、そのまま捨てるのは忍びないと感じる場合は、こうした回収を利用するのも一つの方法です。

メガネの寿命と買い替えの目安

この章のポイント

  • メガネの寿命は3〜5年程度が目安
  • レンズのコーティングは2〜3年で劣化
  • 見えにくさを感じたら視力の確認を

メガネは、毎日使ううちに少しずつ傷んでいきます。

部位寿命の目安劣化のサイン
レンズ2〜3年程度コーティングのはがれ、細かい傷、黄ばみ
プラスチックフレーム3〜5年程度白っぽく変色、つやがなくなる、ひび割れ
金属フレーム3〜5年程度(チタンは長持ち)メッキのはがれ、さび、ゆがみ
鼻パッド・ネジ半年〜1年で交換黄ばみ、変形、ゆるみ

レンズのコーティングは、熱に弱く、真夏の車内に放置したり、お風呂やサウナでかけたり、熱いお湯で洗ったりすれば、ひび割れ(クラック)が入ることがあります。傷やはがれのあるレンズは、見えにくいだけでなく、目の疲れの原因にもなります。

視力は年齢とともに変化するため、2〜3年に一度は視力を測り直し、度数が合っているかを確認しましょう。高齢の親が、何年も前に作った度の合わないメガネを使い続けている場合は、転倒や事故を防ぐためにも、一緒にメガネ店や眼科に行くことをおすすめします。

メガネの処分についてよくある質問

メガネは燃えるゴミで出せる?

金属フレームやガラスレンズのメガネは、不燃ゴミとして出すのが一般的です。プラスチック製のメガネを可燃ゴミやプラスチックゴミとする自治体もあるため、分別表で確認しましょう。

度入りのメガネでも寄付できる?

度入りのメガネも寄付できます。回収後に度数を測定して分類し、視力に合う人に届けられます。

壊れたメガネは修理できる?

フレームの折れやネジの破損、鼻パッドの交換などは、メガネ店で修理できることがあります。金属フレームの折れは、ろう付け修理で数千円〜1万円程度が目安です。

サングラスも同じ方法で処分できる?

サングラスも、メガネと同じく不燃ゴミとして出せます。ブランド品は、買取やフリマアプリで売れることがあります。

メガネの処分についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • メガネは、分解せずに不燃ゴミとして出せる自治体がほとんど
  • メガネ店の回収に出せば、リサイクルや発展途上国への寄付に活用される
  • フレームに問題がなければ、レンズ交換(5,000円〜3万円程度)で使い続けられる
  • 人気ブランドや、べっ甲・金・プラチナのフレームは買取の対象になる
  • 故人のメガネは形見として残しやすく、棺には入れられないことが多い
  • 使用済みのコンタクトレンズは、流さずに可燃ゴミとして捨てる
  • 補聴器は電池を外して処分、入れ歯は金属を回収する活動もある
  • メガネの寿命は3〜5年程度、度数は2〜3年に一度確認する

メガネは、持ち主の視界を支え、毎日をともにしてきた大切な道具です。役目を終えたメガネは、感謝を込めて手放すか、次の誰かの役に立つ形でつないでいきましょう。

遺品整理で見つかったメガネは、処分を急がず、素材の確認や、形見として残すかどうかを家族で話し合ってみてください。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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