靴の捨て方は?何ゴミかと捨てるタイミング・捨てずに手放す方法

履かなくなったスニーカー、かかとがすり減った革靴、サイズが合わなくなった子どもの靴、何年も下駄箱に入れたままのパンプス。靴は、服に比べて処分のタイミングがつかみにくく、気づけば下駄箱がいっぱいになっていることも多い物です。

Yahoo!知恵袋にも「靴は燃えるゴミで出せる?」「金具の付いたブーツは何ゴミ?」「まだ履ける靴を捨てるのはもったいない」といった質問が数多く寄せられています。

靴は、ほとんどの自治体で可燃ゴミとして出せますが、金具の多いブーツや安全靴、スケート靴などは不燃ゴミになる場合もあります。まだ履ける靴は、買取や寄付、店舗の回収サービスで次の人に引き継ぐこともできます。「靴を捨てるのは縁起が悪い」と気になる方は、感謝を込めて手放す方法も取り入れてみましょう。

本記事では、靴の種類別の捨て方、捨てるタイミングの目安、買取・寄付・回収サービスなど捨てずに手放す方法、靴を長持ちさせる手入れ、実家の下駄箱を片付けるときのポイントまで、知恵袋に寄せられた声を交えて詳しく解説します。

この記事を読むと分かること

  • 靴は何ゴミ?スニーカー・革靴・ブーツ・長靴など種類別の分別
  • 靴を捨てるタイミングと、手放す判断基準
  • 買取・寄付・店舗の回収サービスなど捨てずに手放す方法
  • 靴を長持ちさせる手入れと、下駄箱をすっきり保つコツ
靴の捨て方は?何ゴミかと捨てるタイミング・捨てずに手放す方法
目次

靴は何ゴミ?種類別の捨て方

この章のポイント

  • ほとんどの靴は可燃ゴミ
  • 金属の多い靴は不燃ゴミの自治体も
  • 左右をそろえて袋に入れて出す

靴の分別は、素材と自治体のルールによって決まります。一般的な分類は次のとおりです。

靴の種類一般的な分別ポイント
スニーカー・運動靴可燃ゴミほとんどの自治体で可燃ゴミ
革靴・パンプス・サンダル可燃ゴミ金属のバックルが大きい物は不燃ゴミの自治体も
ブーツ可燃ゴミファスナーや金具が多い物は自治体のルールを確認
長靴・レインブーツ可燃ゴミか不燃ゴミゴム製や塩化ビニール製は自治体によって異なる
安全靴(つま先に鉄板入り)不燃ゴミ金属が入っているため
スパイク・スケート靴・スキーブーツ不燃ゴミ・粗大ゴミ金属やプラスチックの部分が大きい
下駄・草履可燃ゴミ木製や布製が多い

ヒールの中に金属の芯が入ったパンプスや、金具の付いたブーツも、金属部分が小さければ、そのまま可燃ゴミとして出せる自治体が多くなっています。金属部分を無理に外す必要があるかどうかは、自治体の分別表で確認しましょう。

自治体によっては、まだ履ける靴を「古布・古着」と一緒に資源として回収しているところもあります。住んでいる地域のゴミ分別表やアプリで「靴」と検索して確認しましょう。

靴を出すときのマナー

  • 泥や汚れを落としてから出す
  • 左右をそろえて、ひもで結ぶか同じ袋に入れる(資源回収の場合は特に重要)
  • 靴の中に入れた新聞紙や乾燥剤、シューキーパーは取り出す
  • 靴箱は、紙製なら紙ゴミ(古紙)として分けて出す

知恵袋に寄せられた声

Yahoo!知恵袋には、次のような質問と回答が見られます。

  • 下駄箱に30足以上の靴があり、半分は何年も履いていない
  • 数回しか履いていないブランドの靴を捨てるのがもったいなくて、処分できない
  • 亡くなった父の靴が大量に残っていて、サイズが合う人もいない

回答では「1年履かなかった靴は今後も履かない」「状態のよい靴は買取や寄付に出せばいい」「靴は可燃ゴミで出せるので、思い切って処分すれば下駄箱がすっきりする」といったアドバイスが目立ちました。

靴を捨てるタイミングの目安

この章のポイント

  • 靴底のすり減りや加水分解は寿命のサイン
  • 1年以上履いていない靴は手放す候補
  • 足に合わない靴は健康にも影響

靴は、次のような状態になったら手放すタイミングです。

状態具体的なサイン対処
靴底のすり減りかかとが斜めに削れている、底の溝がなくなっている修理できない場合は処分
加水分解靴底がボロボロ崩れる、ベタベタする、はがれる修理が難しく、処分を検討
型崩れ・破れ甲の部分が破れている、かかとが潰れている履き心地が悪ければ処分
におい・カビ洗ってもにおいが取れない、カビが生えている衛生面から処分
サイズや好みの変化足に合わない、履くと痛い、好みが変わった状態がよければ譲渡や買取へ

履いていなくても劣化する

スニーカーや一部の革靴の靴底に使われているポリウレタンは、空気中の水分と反応して分解する「加水分解」を起こします。履いていなくても、製造から3〜5年程度で劣化が始まることがあり、久しぶりに履いたら靴底がはがれたというトラブルは少なくありません。大切にしまい込んでいた靴ほど、湿気のこもった箱の中で劣化が進んでいることがあります。

手放すかどうかの判断基準

  • この1年で一度も履かなかった
  • 履くと足が痛くなる、靴ずれができる
  • 合わせる服がない、今の生活スタイルに合わない
  • 同じような靴を何足も持っている
  • 修理代が、同じ靴を買い直す値段に近い

足に合わない靴を無理に履き続けると、外反母趾やタコ、ひざや腰の痛みの原因になることもあります。もったいないと感じても、足に合わない靴は手放すのが、自分の体のためにもなります。

下駄箱を整理する手順

この章のポイント

  • すべて出して全体の量を把握
  • 履く・履かない・迷うの3つに分ける
  • 使用頻度に合わせて収納場所を決める

靴を減らしたいけれど、どこから手をつければいいかわからない場合は、次の手順で進めてみましょう。

手順やることポイント
1. すべて出す下駄箱と玄関、クローゼットの靴をすべて並べる持っている靴の量を目で確認する
2. 状態を確認する靴底のすり減り、破れ、カビ、においをチェック傷んだ靴は処分へ
3. 3つに分ける「よく履く」「履かない」「迷う」に分ける迷う靴は一度履いて歩いてみる
4. 手放し方を決める処分、買取、寄付、譲渡に振り分ける状態のよい物は早めに手放す
5. 収納するよく履く靴は取り出しやすい段に、季節外の靴は上段や箱へ下駄箱に入る量を上限にする

下駄箱の中を空にしたついでに、棚板を拭き、砂やホコリを取り除いておきましょう。湿気がこもりやすい場所なので、除湿剤や消臭剤を置くと、靴のカビやにおいの予防になります。

子どもの靴の手放し方

子どもの靴は、成長に合わせて半年〜1年ほどでサイズが合わなくなります。サイズアウトした靴は、状態がよければ、きょうだいや知人に譲る、フリマアプリで売る、寄付するなどの方法で手放しましょう。

初めて履いたファーストシューズは、記念に残しておく家庭も多くあります。専用のケースに入れて飾ったり、写真に撮って成長の記録にしたりする方法があります。すべての靴を残すのは難しいため、記念に残すのは1〜2足と決めておくと、増えすぎを防げます。

靴を捨てずに手放す方法

この章のポイント

  • ブランド靴や人気スニーカーは買取へ
  • まだ履ける靴は寄付で活かす
  • 靴店や衣料品店の回収サービスも

まだ履ける靴は、捨てる以外にも手放す方法があります。

方法費用・収入の目安向いている靴
買取店・リサイクルショップ数百円〜数万円の収入ブランド靴、人気モデルのスニーカー、状態がよい物
フリマアプリ相場によっては高値も限定モデル、未使用品、子ども靴
寄付送料程度(寄付金が必要な団体も)まだ履ける状態の靴、子ども靴
店舗の回収サービス無料(割引券がもらえることも)店舗の条件に合う靴
知人や家族に譲る無料サイズが合う人がいる

買取やフリマアプリで売る

高級ブランドの革靴やパンプス、人気メーカーの限定スニーカーは、中古でも需要があります。スニーカーは、発売時の価格を上回る値段で取引されるモデルもあり、処分する前に相場を調べてみる価値があります。箱や付属品がそろっていると査定額が上がりやすく、売る前に汚れを落とし、靴ひもを整えておくと印象がよくなります。子ども靴は、サイズアウトが早く状態のよい物が多いため、フリマアプリで売れやすい品目です。

寄付する

まだ履ける靴は、靴を必要としている海外の人々に届ける活動をしている団体や、国内の支援団体に寄付できる場合があります。発展途上国では、靴がないために足をけがして感染症にかかる子どもも多く、寄付された靴が役立てられています。

寄付できる靴の条件(破れや穴がない、左右がそろっている、洗ってあるなど)や、送料・寄付金の負担は団体によって異なります。事前に団体の公式サイトで確認してから送りましょう。

靴店などの回収サービス

一部の靴店や衣料品店、ショッピングセンターでは、不要になった靴を店頭で回収するサービスを行っています。回収した靴は、リユースやリサイクルに回され、持ち込むと割引券やポイントがもらえる店舗もあります。実施の時期や、対象になる靴の条件は店舗によって異なるため、公式サイトや店頭で確認しましょう。

「靴を捨てるのは縁起が悪い」は本当?

この章のポイント

  • 宗教的な決まりはない
  • 感謝を込めて手放せば問題ない
  • 気になるなら塩で清めて紙に包む

靴は足元を支え、持ち主と一緒に歩んできた物であることから、「靴を粗末に扱うと運気が下がる」「捨てるのは縁起が悪い」と気にする方もいます。とはいえ、靴を捨ててはいけないという宗教的な決まりがあるわけではありません。

風水などでは、古くて傷んだ靴を下駄箱にためこむよりも、手入れの行き届いた靴だけをそろえておくほうがよいとされることもあります。履かない靴を手放すことは、決して悪いことではないと考えてよいでしょう。

気になる場合は、汚れを落としてから白い紙や新聞紙に包み、ひとつまみの塩を振って「ありがとう」と声をかけてから出すと、気持ちの区切りがつけやすくなります。故人の靴など、そのまま捨てることに抵抗がある場合は、お寺や神社でお焚き上げをしてもらう方法もあります。

靴を長持ちさせる手入れのポイント

この章のポイント

  • 同じ靴を毎日履かない
  • 履いた後は湿気を取る
  • 定期的に汚れを落として保湿する

お気に入りの靴を長く履くためには、日々の手入れが欠かせません。

  • 同じ靴を2日続けて履かず、1日履いたら1〜2日休ませる(足の汗は1日でコップ1杯分ともいわれる)
  • 履いた後は、風通しのよい場所で湿気を飛ばしてから下駄箱にしまう
  • 革靴は、ブラシでホコリを落とし、月に1回程度クリームで保湿する
  • スニーカーは、汚れたら早めに洗い、陰干しでしっかり乾かす
  • 雨に濡れた靴は、新聞紙を詰めて水分を吸わせ、形を整えて乾かす
  • シューキーパーを入れて型崩れを防ぐ

かかとのゴムがすり減ったら、靴底全体が傷む前に修理店で交換してもらいましょう。かかとの交換は1,000円〜3,000円程度、靴底全体の張り替え(オールソール)は1万円〜2万円程度が目安です。良質な革靴は、修理をしながら10年以上履き続けることもできます。

靴を劣化させない保管方法

冠婚葬祭用の靴や、季節外のブーツなど、履く機会の少ない靴は、保管の仕方で寿命が変わります。

  • しまう前に汚れを落とし、十分に乾燥させる
  • 購入時の箱に入れる場合は、乾燥剤を入れ、箱に空気穴を開けるか、ふたを少しずらしておく
  • ビニール袋で密閉しない(湿気がこもって加水分解やカビの原因になる)
  • ブーツは、ブーツキーパーや丸めた新聞紙を入れて型崩れを防ぐ
  • 履く機会がなくても、半年に一度は取り出して風を通す

喪服用の黒い靴は、いざというときに靴底がはがれていたというトラブルが多い物です。年に一度は状態を確認し、劣化していたら早めに買い替えておきましょう。

実家の下駄箱を片付けるときのポイント

この章のポイント

  • すべての靴を出して状態を確認
  • 靴箱の中に貴重品が隠されていることも
  • 故人の靴は形見に残す物を決めてから処分

実家の下駄箱や玄関収納には、何年も履かれていない靴が大量に残っていることがあります。

まずは、すべての靴を出して、1足ずつ状態を確認しましょう。長年しまい込まれた靴は、加水分解で靴底が崩れていたり、カビが生えていたりすることが多く、ほとんどは処分の対象になります。靴箱に入ったままの新品の靴が見つかった場合は、サイズの合う家族がいないか確認し、いなければ買取や寄付を検討します。

高齢の方の中には、靴箱や靴の中に現金や通帳、印鑑を隠している方もいます。処分する前に、靴の中や靴箱の中を確認しておくと安心です。亡くなった家族の靴は、愛用していた1足を形見として残す、写真に撮っておくなどしてから手放すと、後悔が少なくなります。

靴の捨て方についてよくある質問

靴は片方だけでも捨てられる?

片方だけでも、可燃ゴミなど自治体のルールに従って出せます。資源回収や寄付、買取に出す場合は、左右がそろっていることが条件になります。

靴を捨てるときは洗ったほうがいい?

ゴミとして出す場合は、泥を落とす程度で問題ありません。寄付や買取、資源回収に出す場合は、洗って乾かしてから出しましょう。

靴箱はどう捨てる?

紙製の靴箱は、たたんで紙ゴミ(古紙)として出せます。プラスチック製の靴用ケースは、プラスチックゴミや可燃ゴミなど、自治体のルールに従いましょう。

下駄箱に入れる靴は何足が適量?

生活スタイルによりますが、「仕事用・普段用・運動用・冠婚葬祭用・雨の日用」を基本に、1人あたり5〜10足程度を目安にすれば管理しやすくなります。下駄箱に入る分だけを上限にするのもおすすめです。

加水分解した靴は修理できる?

靴底が崩れた靴は、靴底全体を張り替える修理で直せる場合があります。とはいえ、修理代が高額になりやすく、接着部分全体が劣化していることも多いため、安価な靴は買い替えを検討したほうがよいでしょう。

スリッパや上履きは何ゴミ?

スリッパや上履きも、靴と同じく可燃ゴミとして出せる自治体がほとんどです。名前が書かれた上履きは、名前の部分を消してから出しましょう。

靴の捨て方についてまとめ

この記事のポイントをまとめます。

ポイント

  • 靴はほとんどの自治体で可燃ゴミ、金属の多い靴は不燃ゴミになる場合もある
  • 出すときは泥を落とし、左右をそろえて袋に入れる
  • 靴底のすり減りや加水分解、におい・カビは処分のサイン
  • 履いていなくても、製造から3〜5年程度で靴底が劣化することがある
  • ブランド靴や人気スニーカー、子ども靴は買取やフリマアプリで売れる
  • まだ履ける靴は、寄付や店舗の回収サービスで活かせる
  • 靴を捨てることに宗教的な決まりはなく、感謝を込めて手放せば問題ない
  • 同じ靴を続けて履かない、湿気を取るなどの手入れで長持ちする

靴は、毎日の暮らしを足元から支えてくれる大切な道具です。履かない靴を手放して、今の自分に合った靴だけを残せば、下駄箱も気持ちもすっきりします。

手入れをしながら大切に履く習慣が、靴を増やしすぎないことにもつながります。

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この記事を書いた人

私の実家はいわゆるゴミ屋敷です。
私の母は物への執着が強く、その結果、私の実家は物で溢れていました。この環境で育った私は、物に囲まれた生活のストレスを経験し、物への執着を手放すことが重要だという価値観になりました。
「手放しのススメ」では、物質的な執着を手放し、シンプルな生活を目指す旅を共有します。
一緒に、もっとシンプルで心地よい生活を目指しましょう。

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